初見です。
絶対ネタバレを見ないで観てほしいとあらゆる人に言われていたのでなんとか回避してきました。
わかっていたのはヒロインがどうやら精神を病んでいるらしいということだけ。
感想はというとネタバレ回避して良かったということです。
しかし、ネタバレなしではなかなか感想言えない作品ですね。
ある事実が割と序盤で明かされるのですが、「こうきたか」と素直に驚いたのでネタバレ踏まなくて本当に良かったと思った次第。
ここまではネタバレじゃないかと思うところまで書くと、登場人物はヒロイン、夫、息子、娘、娘のボーイフレンド、医者の6人だけ。
6人しかいないので各々どう絡み合っていくかという点において非常に濃厚で面白かったです。
あとはセット転換が面白かったです、くるくる変わるところが登場人物たちの不安定な心境をなぞっているようで。
歌はみんなうまかったのですが、圧倒的に息子役の海宝くんがうまかったです。
あの歌声を聴くだけでも来た価値があったなと思った。
また、いちばん難しい役柄だったと思うのですが、演じこなしているところがさすがだなと思いました。
海宝くんの役もだけど、これは演者によっていろいろ解釈違ってそうなのでもう一つのチームも観たかったです(特にだいもんさんを)。
もう一つのチームは平日のみだったのでこちらのチームしか選べなかったの。
しかし、一度観てみたいと思っていたので観られて良かったです。