3か月ぶりの観劇です。
そして梅芸はCHESS以来なので9か月ぶりです。

梅芸・ドラマシティに来る時以外は茶屋町に来ることがそんなにないので、
街の様子も変わっていないところもあったけど、
以前にあった店がなくなっていたりと変わったところもあって時間が流れているなと感じました。

さて、本題「ビリー・エリオット」の感想を。
初演は2回観ましたが、今回は1回の予定。
チケットを取った時点ではビリーの違いがわからなかったので、
大人キャストで未見の(というか今回初めての)人が出ている回で選びました。
前回は大人キャストは柚希さん以外は全員観たんだけど、
今回も柚希さんは観られず。

正直な感想としましては、初演の方が刺さった。
そうですね、今回のビリーはバレエやダンスではなく歌で選ばれたようですが、
やはりもう少し踊れてほしいな、「ダイヤの原石」感が欲しいなと思いました。
ただ、イチラスのアングリーダンスの最初の1蹴りは今まで観た中でいちばんぞくっときた。
なんかところどころにぐっとくる表現をするビリーだなと感じました。

大人キャストでいちばん良かったのは安蘭さんです。
ウィルキンソン先生そのものでした。
実の娘のデビーに対してはちょっとないがしろにしすぎじゃないかと思ったりもするのですが(苦笑)、

ビリーへの愛情はすごく感じました。

さとしさんのお父さんはちょっと綺麗すぎたかな、もうすこし泥臭さが欲しかった。
今回いちばん重視したのはガノさんのオールダービリーでしたが、
ダンス主導で選ばれたビリーとだったら相性どうだったろう。
いちばんの目玉であるビリーとオールダービリーのバレエがもう少し息が合ってほしいと思いました。
そして、いちばん心惹かれたのがカテコでさらっと踊ったソロダンスでした(笑)。

規制制限解除されても客入りは半分くらい。
今回私の座った席は両隣通路で前の席がないボッチ席(座席表を見たらバレバレな席w)。
サイドで演技されると見えにくいところがありましたが、後ろにしか人がいないという環境は非常に快適でした。
ただ、今回たまたまだったのでまた人が増えると窮屈に思えるんだろうか。
1階の入り口で消毒と検温、2階でチケット提示して半券は自分でもぎる。
ロビーでは飲食禁止、ソファーも取り払っていて厳重体制だなと感じました。
こういう環境で観るのはやはり慣れない、しんどい。

やはり舞台は生で観るのがいちばんだなと思いつつもまだ躊躇います。
ただ、舞台上の熱はすごく感じた。
いっぱい拍手して帰ってきました。