観劇納めです。

「レベッカ」は昔映画で観ましたが舞台は初見。
コンサートでは曲は聴いていたので舞台はどんな感じだろうと興味はありましたが、ダンヴァース夫人に知寿さんがキャスティングされたので「行こう」と即決。
「わたし」役はオリキャスの千弘ちゃんで観たいなと思って行ける日が千秋楽のこの日だけだった(笑)。

とりあえず、言いたいことは。

知寿様が最高でした!

今まででいちばん怖い役というだけあって本当に怖いんだけど、レベッカへの愛情を感じられるところが切ない。
でもその狂信的な愛情がまた怖いという(ループ)。

ソロパートは圧巻でした。
9割9分知寿さん目当てで行きましたので非常に満足です。
当たり役となりましたね、また観たいと思ったもの。

千弘ちゃんの「わたし」は最初おどおどしていて歌も「ん?安定していない?」と思ったものの、段々大人になっていき自分がマキシムを守ろうと決意したところから強くなり歌声も強くなっていたのが印象的。

久しぶりに観ましたが祐一郎さんは祐一郎さんだった(笑)。
一時期よりはずっと声が出ていましたが祐一郎節健在。
歌もだけど演技もクセがありすぎ、でもこの作品だとそれも味があってありかなとも。
ところでマキシムはいくつの設定なんでしょうかw

しかし、禅さんや圭吾さんなどちょっともったいない使われ方だなとも思ったり。
モリクミさんは面白かったけれど、役というよりモリクミさんが面白かった(笑)。
出雲さんも出ていたから知寿さんもいることだしマンマやろう!マンマ!と思いながら見てたり。
脇もきっちり固められていて手堅い舞台だと感じました。

ダンヴァース夫人が火をつけるところもそうだけど、一幕はマキシムが「わたし」のドレスを見て驚くところで終わりだろうなと思っていただけにわかりやすい見せ場がさらっと流れているなと感じたところもあり。
しかし、概ね楽しめました。

千穐楽だから特別カーテンコールと書いていましたが、祐一郎さんの他に千弘ちゃんと知寿さんの「Wちーちゃん」が挨拶したくらいで特別感はそこまでもなかった(笑)。
2人を紹介する時に祐一郎さんが「2人とも高校生の頃から知ってるけどこんなになって」というのがおかしかったw
知寿さんの女子高生時代を知っているのって貴重ですよね。
知寿さんは最初ダンヴァース夫人のまま話していたけれど「疲れた」と途中で素に戻るのが可愛い。
来年はいのしし年だけど皆さん道を間違えないようにというようなことを話していたのもおかしかったです(笑)。