この作品は堂島にMBS劇場があった時代に1度だけ観たことがあります。
一体いつ以来なのか日記辿ったら1999年・・・18年ぶりだ。
私はAOLで初めて石丸さんを観たんだと思ったらこの作品の方が先でした。

たった1回しか観たことないのですが「わーんだふるふわーんだふるこーぺんはーげん♪」はずっと頭に残っていて、
やはり今回も帰りには歌いたくなりました(笑)。
ふんわりとした優しい話だったなという記憶だったのですが、本当に優しくて素敵な話でした。
終わった後夢見心地でふわふわとしていて本当に素敵な時間を過ごせました。
確か前回観た時はニールスは敬二さんだった筈(それは覚えている)。

会場は大阪狭山市のSAYAKAホール。
以前「赤毛のアン」で来たことがあったので大丈夫だろうとアクセス方法をちゃんと確認してなかったのですが降りる駅間違えた(笑)。
「大阪狭山市」駅が最寄駅なのですがその前の「狭山」駅で降りてしまった。
「狭山」だけは頭にあったのです。
駅を出てなんか景色前と違うなと思いながらずんずん歩いていたのですが地図確認してやっと間違えたと気づいた時には既に駅からも遠いところ(笑)。
結局30分以上のロス。
早めに来ていて良かった、何とか間に合いました。
慣れていないところはちゃんと皆さん確認しましょうね(私だけかw)。

本編の感想は前述通り。
記憶にあった以上にバレエこんなにあったっけ?と思いました。
2幕もバレエが多かったとはいえ「人魚姫」という劇中劇だったのでまた違った印象がありましたが、1幕は半分くらいガチなバレエという印象で私はバレエ公演を観に来たのかと思った程。
あとはハンスも結構踊っているけど石丸さんもこんなに踊ってたっけ?と思った(笑)。

主役のハンスは竹内くん。
涼太さんとWキャストだけど関西は竹内くんだろうな(逆に静岡は絶対涼太さんだろう)と思っていたよみが当たった。
久しぶりに竹内くんを観たような気がする、というか竹内くんはずーっと何年エリック王子演っていたんだろう。
エリック王子だった人が人魚姫を書いていて不思議な感じだなと思っていたら同じことを劇場で出会ったフォロワーさんも話していた(笑)。
なんといっても真ん中に立つ竹内くんが素敵でした。
子供たちに優しく物語を語るところ、ドーロへの切ない恋心。
竹内くんの演技には誠実という言葉が良く合っていてこのハンスという役にぴったりでした。
また、語り部が素晴らしかった。
途中竹内くんが話しているということを忘れるくらい、物語にぐいぐいと惹きこませる力があってとても良かったです。
竹内ハンス観られて良かったな。

そしてマダムドーロの美緒ちゃんも素敵でした。
良く考えたらこの二人前回の「赤毛のアン」でもここで観ていた(笑)。
役のイメージとしてはもっと年上な感じ(八重沢さんのようなイメージ)なんですが、そりゃハンスも一目ぼれするだろうという華やかな魅力がありました。
劇中劇の「人魚姫」が本当に素敵だった。
王子へ届かない人魚姫の恋心、そして届かないハンスのドーロへの恋心がリンクしていて切ない。
何よりも美緒ちゃんの人魚姫が本当に美しかった。
お話もLMよりこの人魚姫の方が私は好きだなと思った。
王子はひどいけど(笑)。

あと、衣装や美術も可愛くて好き。
女の子たちの衣装がとっても可愛いし、深海の生き物さんたちも可愛い(笑)。
アンサンブルの大人役の人たちが知っている人たち(つまり普段はプリンクラスの人)ばかりなので贅沢な使い方だなと思った。

いつかはあなたの住む街へ行くかもしれない「アンデルセン」機会があれば是非。
(花の子ルンルンか)(古い)