「ノートルダムの鐘」京都公演初日に行ってきました。

「四季の会」の会員歴はそれなりに長いのですが(歴だけは)、抽選公演に当たったことがまるでなくて今回初めて当たりました。

初日ですので招待客も営業さんも俳優さんもたくさんいらっしゃっていて普段の雰囲気とはまた違っていました。
幕間で男子トイレがあんなに行列しているのを見るのもそうはない(笑)。
グッズ販売列もすごくて結構早めに劇場に入った筈なのだけれども席に着いたのはちょうどいい時間だった。

感想はですね。

増やすわ(笑)!

以前観た時も感銘を受けましたが今回の方がなんかぐっときた。
席が良かったというのもあるかもしれないが。
(前回は席遠くてあまり表情とか見えなかったのよね)
あと、前回観たのが開幕したばかりだったからかマイクのハウリングが酷くてストレスだったのが、今回は聞き取りやすくてストレートに音楽と歌の良さに酔いしれることができました。
少し音は小さ目だったかもしれないけれど、歌声がちゃんと聞こえる方が私はいい。

開幕キャストは予想通りすぎるくらい予想通り。
カジモド以外は以前観たキャストと同じなので達郎カジモド中心の感想。
達郎カジモドが可愛い可愛いと言われるの理解した。
ソンダンなどでのイメージ強くてあんまり可愛いというイメージじゃないんですよね、達郎くん。
1幕でのカジモドは確かに庇護欲掻き立てるような可愛さ。
だからこそ豹変した時がギャップ有りすぎて迫力あって惹きこまれました。
いちばん高い音も含めて歌声安定。
しかし、海宝くんよりはあまり顔歪めていない印象(というか海宝くんの顔の歪みがすごすぎた)。
憑依度では海宝くんだけど、周りとのバランスからしたら達郎くんかなと感じた。
それをより感じたのが芝フロローとの関係。芝フロローが以前よりもナチュラルというか気負いすぎているのがなくなったように感じたのは本人の演技プランからか、カジモドとの相性からかと考えてこれ両方かなと思ったのです。

組み合わせによって色んな違いがあると思うと他のキャストも観てみたい。

増やそう(二度目)。

アンサンブルでは声と佇まいの良さで鈴本くんが気になりました。
そしてなぜかポンちゃんを目で追いかけることが多かった。

公演期間が2か月と短いのでプログラムにはプリンシパル追加キャストはありませんでした。
少し期待しましたけれどね、地元だし(誰とは言わないw)。

関西で新作はとても久しぶり(SOM以来?)でしたので本当に嬉しかったです。
そういった嬉しい雰囲気が劇場内にもあったように感じました。