祝日マチソワ。
マチネは梅芸で「スカーレット・ピンパーネル」、ソワレは芸文で「マーダー・バラッド」。
どちらも期間短いんで1日に詰めてみた(笑)。

まずは「スカーレット・ピンパーネル」。
宝塚では何度か上演されていますが、私は全くの初見。
この時代を背景にコメディというかコミックになるとは(笑)。
そう、コミックを読んでいる感覚でした。
あとは時代劇かな、遠山の金さんとか水戸黄門とか。
身分を隠して悪い奴をやっつけるという(笑)。

さて、目的はもちろん主役の石丸さんだったのですが、とても楽しそうだった(笑)。
貴族なのでロイヤルな衣装をとっかえひっかえ(時にはみょうちきりんな衣装も)、似合いすぎ。
麗しすぎ。
しかしですね、思った以上にピンパーネル団との年齢差を感じました(苦笑)。
せめて石丸さんがあと20才若ければ、逆にピンパーネル団のメンバーをもう少し石丸さんの年令に寄せてくれれば。
それもまた水戸黄門ぽかったというかなんというか(ご隠居様とお供の人たちみたいで)。
ピンパーネル団は人気のある役者さんを揃えてきていましたが、それぞれ見せ場があまりなくてアンサンブルと変わりない感じがもったいない。
ぴろしくんはマルグリットの弟役だからそれなりに見せ場がありましたが、その他の人達は体型に特徴ある人(1人だけや)くらいしか目立ってなかったな。

で、ずっと観ていて思ったのですが安蘭さんのパーシーが観たいなと思いました。
これ、安蘭さんの方が絶対キャラ合うよねと思いながら(笑)。
マルグリットがめちゃめちゃ強いのもおかしかったです。
多分1人で戦えそう(笑)。

石井さんの小物感も良かった(笑)。
悪い奴なのにパーシーたちに振り回されていて憎めない可笑しさ。
そしてロベスピエールだけがなぜWキャストだったのだろう?
今回私は佐藤さんの方を観たのですが若いのに貫録合って石井さんの上司でも違和感なし(笑)。
ニアタマのソロは本当にいい声で聴きほれました。
フランツは観ていないので(大阪に来ていないから)初見でした。

色々つっこむところはありますがそれもまた楽しい。
(頻繁にフランスイギリス往復していたらバレバレだろうが、というのを筆頭に)。
あっ途中ジョン万次郎?と思った私は四季ファンでしたね(笑)。

今回いちばんツボだったのは石丸さんの歌声がめっちゃ聴けたこと。
めっちゃ幸せめっちゃ幸せめっちゃ・・・(エコー)。
ジキハイの時も思ったのですが石丸さんの歌声はワイルドホーンの曲がすごくはまる。
耳福でした、CD欲しい(笑)。