オリックス劇場がオリックス劇場になってから初めて来ました。
旧厚生年金会館時代にはコンサートに舞台にと何度か訪れたのですがなぜか新しくなってからは機会がなかったのです。
どちらかというと舞台の方はメインホールより芸術ホール(中ホールがあったのです)の方が良く来てたかな。
このサイズのホールが関西には少なくなったのが残念です。
そんなわけで、久々来ましたが内装綺麗になったくらいでほとんど変わってないやん(笑)。
というか実質5Fまであるんだからエスカレーター欲しいです(エレベーターはあったけど)。
あと、こんなに入場誘導の仕切り悪かったっけ?

とまあ、劇場の話はおいといて、本日観劇は「キンキーブーツ」。
気になっていた演目だというのと三浦春馬くんが観たかったというのでチケット取りました。
春馬くんと小池徹平くんというお茶の間にお馴染みの2人がW主演ということで、なんとなく普段ミュージカルを観たことがない人も多いような気がしました。
リピーターも多そうでしたが(カテコで一緒に踊っている人を見て思ったw)。

ストーリーはまあ、結局何も解決していないよね?というつっこみどころたくさんありましたが、
歌とダンスが楽しいのでまあいいかと思える(笑)。
この後味何に似ているかなあと思ったらTdVだw!
それでもマイノリティについて考えさせられる部分もありましたけれどね。
お手洗いをどっちで行くとかあとは老人ホームで父親と再会するシーンとかがほろっときた。

で、春馬くんを生で観るのは初めてだったのですが、こんなに歌って踊れるんだというのを知ってびっくり。
この演目のキーはローラにかかっていると思うのですが、身体鍛えているしオーラもあってすごかった。
また、台詞の間合いも絶妙。
歌は少し音域がつらそうなところがあったりしましたが、魅せる力がすごいなと思いました。
エンジェルスをしたがえて歌い踊る姿は魅せられました。
エンジェルスが本当にキュートで♪
次のシーンはどんな衣装で登場なのかなとわくわくしながら観てました。
ベルトコンベアを使った演出も楽しいね、あれはどこを見ればいいかわからなくて目が足りない。

対するチャーリー役の徹平くん。
歌も演技もソツなく安定しています。
ただ、このチャーリーという人物像に一貫性なくてローラに比べると損かな。
そこは徹平くん自身で魅せるという感じ。

ソニンちゃんが途中までどこに出ているのかわからなかった、また違うキャラクターすぎて。
いいめぐちゃんや白木さんがしっかり支えていて、またひのあらたさんの役が意外にお茶目で可愛い。
ローラがわざと負けることによって、勝矢さん演じるドンの気持ちを変えるところも好き。
勝矢さんといえば、舞台始まる前の「携帯電話マナー」についてのお知らせからそのまま幕が開くところがうまいなと思いました。

来日公演どうしようかな(笑)。