ソワレは「ジャージーボーイズ」。
どう頑張っても1回しか観られないので、藤岡くん目当てでRED選択。
劇場に入った時からわくわくする作り。
お手洗いまで凝っていました。
そして客席に入るとこれまたびっくりする仕掛け(とりあえずネタバレになるのでこの辺で)。
この仕掛けが本編でも生かされていました。
舞台は上下左右目いっぱい使っていました。
3階建てのセットで、最上階で演技するのは高所恐怖症なら怖そう(笑)。
盆と前述の仕掛けで、客に後ろ姿を見せても成り立つ演出が面白かったです。
感想としてはとにかく理屈抜きで楽しかった。
もう1回観たい!別チームも観たい!この1回限りなのが残念。
なんといっても聴きごたえある歌、ハーモニーが耳福でした。
フォーシーズンズが結成されるまでが少し長いなと感じた1幕に比べて、2幕があっという間だったのは歌の分量が多かったからでしょうか。
とにかく歌が楽しい、耳馴染みのある曲ばかりなので歌いたくなる、踊りたくなる。
同じジュークボックスミュージカルでもマンマとは違って、ショービジネスの世界を描いているので無理矢理感がないというのも良かった。
マンマはこれ、無理矢理やなあって思う時あるもん(笑)。
「行かないで」のつなぎがベタながらもうまいなあって思いました。
マンマと言えば、マンマと同じくカテコで踊れます。
振りはマンマレベルで簡単なものですが、周りの人たちが完璧に踊っているのにびっくりした(笑)。
フォーシーズンズの感想。
主役のアッキーがシングルで3人がダブルという構成でしたが、アッキーがシングルであることに納得させられた。
これ、アッキー以外の人思いつかないですから。
最近観たアッキーの舞台では思ったより歌の分量が少なかったのが物足りなかったのですが、、
もうこれは本当に満足、アッキーありきの舞台でした。
あんなにファルセットにハイトーン利かせて喉大丈夫?と思うくらい歌ってます、それがまた綺麗な高音なんだわ。
REDチームを選んだ要因の藤岡くん。
もちろん歌はさすがですし、アッキーとのハーモニーも素晴らしかったですが演技の方がつぼだった。
いやあ、なんか見事なくずっぷりで(笑)。
しかし、物語を動かしていたのは彼だったように感じた。
語り部が4人交互に変わるのですが、藤岡くんの語りが飽きさせなかったな。
矢崎くんははじめまして。
さすがに歌は他3人に比べると弱いですが、キャラは立っていましたね。
愛嬌があり、初心な感じが良く出ていて可愛かったです。
吉原さんは1幕はいい意味でオーラ消していましたが、2幕では存在感ありました。
くずなトミーと一緒にいて本当に大変だったなあとしみじみするエピソードがおかしかった(笑)。
歌の面では低音の響きがいい。
なぜか「そろそろ自分のバンドを作ろうと思う」がツボでした(笑)。
太田もっくんは以前観た時は女性にしか見えないというくらい完璧美女だったのですが、今回はオネエだった(笑)。
いい味出してておいしかったです。
アンサンブルの皆さんも特に女性は知っている人ばかりだし、男性陣もそれぞれ個性的で楽しい。
あんな少人数でやっているとは思えないほどでした。
別チームはまた違った味わいだったんだろうな。
というわけで再演(があれば)は是非大阪にも来てください(笑)。