出演者の豪華さに行こうかどうしようか悩んでいましたが、東京での評判を聞いてチケット取りました。
一般発売後だったので売り切れている日も多く、結局取れたのは最後列でしたが最後列でもピロティなら十分見える!

あらすじは書きません、というか難しくて書けない(笑)。
基本的に予習はしないし、パンフレットも最近は本命が出ている舞台しか買わない主義にしていたのですが、意外にパンフレット安かった(1,000円也)ので購入。
とりあえず役と設定だけ開演前に読みましたがこれが正解だったようです。
読んでなかったらもっとわからんかっただろう(笑)。

現在と過去が交叉する舞台で、暗転によって現在・過去と転換しているのがわかったのですが、二幕に入ると混在。
そしてセットを全く変えていないというのが面白かったです。
過去の謎を現在のパートで解くというもので、色々伏線ばらまかれていても最終的に収束していたかどうか。
過去で起こった結末を最後まで描いていない(そこは現在のパートで語られていましたが)というのも面白い。
ラストのワルツのシーンが美しかったです。
結局どうだったのか、何が起こったのかを観客に委ねる、ある意味突き放したラストやこういった世界観は嫌いではない。
観終わった後不思議な感覚に陥ってなんか頭ぼーっとしています(笑)。

映像でよく知っている堤さんや寺島さんは生で観るの初めてでミーハーに喜んだり、井上くんや浦井くんはストプレでは初めてだったので新鮮だったりしましたが、いちばん印象的だったのは趣里さんでした。
ご両親ともに有名なのでお名前だけは知っていましたが、こんなに透明感あって魅力的な女優さんだとは知らなかった。
他の舞台でも観たいと思いました。
そしていつかは観たいと思っていた神野さんの存在感がすごかったな。
井上くんも浦井くんもさすがに台詞が明朗で聴きやすい。
役にはまっていたのは井上くんかな。
現在パートはそんなに人数要らないかも?とも思った。
あとは安西さんだけ現在と過去両方出ている意味(過去と現在が混在し始めるきっかけにはなっていたけど)がもう少しはっきりと描かれていたらなとも。

もう観る予定はないですが、もう1回観たかったなと思いました。