3連休最後の観劇です。
朝、東京を出発してそのまま劇場へ。
まるで遠征で来たみたいな人になっていた(いつもと逆コースw)。
ドラマシティのコインロッカー使ったの初めてですわ(どうでもいい)。
感想はさっくりと。
一言でいうと切ない大人の物語。
非常に上質でとても温かく心に沁みる。
心に小さな灯がともるような素敵な作品でした。
ちなみに映画は未見ですが、もっと年を重ねるともっと違った景色が見えるのではないかと思えました。
石丸さん目当てでしたが、素敵な歌声に哀愁漂う姿が素敵でした。
おじいさんで道化役だろうが素敵なものは素敵なのだ!
知寿様とのじいさんばあさん掛け合いを観ていると、ボチさんと愛玲だったのにー(異国の丘)と違った感慨を覚えました(笑)。
知寿さんは本当に何をやってもうまい。
本当に間合いが絶妙で笑いとっていく。
おせっかい大家さんでコミカルながらもきっとこの女性にも生きていく間に色んなことがあったんだろうなという深みを感じました。
植本さんのカツラは反則だ(笑)!
植本さんも謎なおねえキャラで笑わせてくれるのですが、これまた深みがある。
登場人物みんなに愁いというものを感じました。
ヒロインの野々さんは初見でしたが本当に可憐で守ってあげたいと思わせる。
声も綺麗ですし、バレエで心情を表現するところが本当に巧くて綺麗。
健気で素敵なヒロインでした。
この日は大阪大千秋楽ということでした。
野々さんだけが関西出身ということで、石丸さんが「では関西弁でご挨拶を」と無茶ぶり(笑)。
関西弁で話そうとするも関西弁にならず、野々さん「難しいです」と困ってしまってた。
改まった挨拶には関西弁は向いていないのだ(笑)。
そして石丸さん曰く「東京でやってから熟した」状態でやってきたらしい。
ラストが長野ということで、「これからまたどれだけ熟すか確かめるために足をお運びください」 とのことでした(笑)。