私のイディナ・メンゼルに関する知識は
○れりごーれりごーの人
○ウィキッドのエルファバ
○RENTのモーリーン
以上。ということでとってもニワカな人が行ってきましたというただの記録なのであっさい感想になります。なので詳しくは他で(笑)。
ジャパンツアーはなぜか初日が大阪、そして名古屋、東京でありました。
大阪の会場は大阪城ホール。
入場してからびっくりしたのは
「こんなこじんまりとした城ホールはじめてや」
使われているスタンド席は3分の1程度。
アリーナ席は半分ほどのスペースでかなり横に広く詰まっていました。
おそらくサイド席は見切れが多かったのでは?
城ホールのキャパを考えると4000人程かな。
なんといっても何度か城ホール来ているけれど、お手洗いに並ばないで入れたの初めてです(笑)。
ただ、他の劇場だったら2公演は必要な人数だろうから、色々大人の事情があるんだろうね。
武道館は8500人(×2日)という報道だったので地方とはやはり層の厚さが違うんだろう。
でも地方にも来ていただけたのはありがたかったです。
はじまったのは20分押し。
本当にいつ始まるんだろうと不安になったわ(笑)。
韓国でのセトリをちらっと見ていたのでびっくりしなかったけれど、しょっぱなから私的にクライマックス「Defying Gravity」 !
エルファバが!そこにエルファバがおる!
DGもすごかったけれど個人的には「魔法使いと私」も良かった。
なんかすごくぐっときた(ますますあっさい感想になっている)。
そしてアカペラでマイクなしの「For Good」がもう素晴らしくて素晴らしくて。
スタンド席まで歌声がきっちり届くの。
本当に聴き入ってしまいました。
「Take me or leave me」では「歌える人?」という挙手制で何人か参加していたのですが皆さん英語でめっちゃうまくてびっくり。
特に最初のボーイッシュな女性がめちゃめちゃ声量あって情感たっぷりうますぎ。
正直みんな仕込みかい?と思ったもの。
小学生くらいの女の子(と思ってたら大学生だったらしい)も英語で歌っててすごいなあと思ったり、男性は最初「歌詞がわからないんで歌えない」と言ってたのに、結局歌ってるやーんってなったので絶対仕込みやと思った(笑)。
結局最後に最初の女性が舞台に上げてもらってイディナとデュエット。
息ピッタリなパフォーマンスでした。
本当にどこまで仕込み(まだ疑っている)?
「No Day But Today」の前にはRENTとジョナサンについての思い出話を。
あっそうそう、MCは当たり前ながら全部英語でしかも通訳無、字幕無。
このへんはゆっくり話してくれたのでなんとか大体何を話しているかわかったけれど、早口でばーっと勢い良くしゃべるとついてけなかったところも。
みんなどっと笑っているのが聞こえると笑いどころ逃したのねと悔しい(笑)。
ヒアリング力がもっとあったらもっと楽しかったのにな。
で、話を戻して。
本当に「RENT」という作品とジョナサンという人がどんなに大切で彼女の人生にとって大きな存在だったのかとわかるお話でした。
その後の「No day~」は本当にしみじみと胸にしみました。
一緒に歌えたのも楽しかった。
他に知っているのはエニシングゴーズやロクサーヌくらいかな。
知らない曲も多かったけれど、圧倒的な歌唱力で聴かせてくれます。
音域の広さと正確なピッチ、そして情感ある歌声が素晴らしかったです。
途中「靴脱いでいい?」と言いながらぽいぽい靴脱いで走り回っているのがまたチャーミングでした。
最後はやはり「Let it go」。
途中から日本語も交えて、観客も最後の「少しも寒くないわ」と「The cold never bothered me anyway」をご一緒に!という感じで参加。
英語部分でもみんな大合唱だったのを見てこの人たちどこまで仕込み?とまたも思った(笑)。
しかし、「Let it go」もそれなりに盛り上がったけれど、どちらかというと「RENT」がいちばん盛り上がったというところが今回の客層かなり濃いよなあと思ったり(笑)。
なんというか、アイスショーにたとえると客層が濃ければ濃いほど、しーちゃんのイナバウアーはそれなりに盛り上がるけれど、どちらかというと本田くんやこづのイーグルの方が盛り上がるという(わかりにくいわ!)。
アンコールの「TOMORROW」もまたしっとりと素敵な歌声でした。
約2時間。非常に濃密な時間を過ごせて楽しかったです。