デスノートをミュージカルって??とこの話が最初に出た時にまずは思いました。
映画は見ていますが原作は未読。
思った以上に面白かったです。
ワイルドホーンにしては(「しては」ってw)キャッチーな曲で頭に残る。
テーマ曲やLの曲、ミサミサのアイドルソングなどなど。
ラストをどうするのかと思って観ていましたが、ああこういう終わらせ方なのねと。
(ハッピーエンドにするわけはないと思っていたが)。
そして最初から最後まで鋼太郎さんが主役だった(笑)。
鋼太郎さん自由だったなあああ。
しかし、この作品の世界を壊さない程度に抑えるさじ加減がさすがでした。
ライトの浦井くんはいつもはボケボケなのに(笑)、演技で魅せますね。
普通の優等生だった男の子が段々狂い壊れていく様が圧巻で惹きこまれる。
最後の壊れっぷりが本当に壮絶でした。
相対するLの小池くん。
思った以上に歌えていて失礼ながらびっくり。
ライトを徐々に追いつめるところも迫力あったけれど、死に方がちょっとあっけなかったのが残念。
ミサミサのふうかちゃんはアリス以来でしたが歌うまいし可愛いし、なぜキラに惹かれていったのかを丁寧に演じていて良かったです。
そんなミサミサに惹かれるレムの濱田さんもいつもと違ってちょっとひいた演技と歌がまた新鮮で良かった。
この舞台をしっかり支えている感をうけました。
あとはね、最初に横たわって登場した時があまりにも綺麗でうっとりした。。
鹿賀さんはね、鹿賀さんだった(なんて雑な感想w)。
いや、やっぱり総一郎さんは鹿賀さんだよなあって思ったのね。
アンサンブルはいい人もいればちょっとなあという人もいてバランス悪し。
西野さんが死ぬシーンがなくていつの間にか死んでしまったのが悲しかったよ(苦笑)。
やっぱりいい声だなあって思って観てました。
松原さんもいい声だよなあ、アンサンブルもったいないなあと思っていたら
カテコではプリンシパル扱のようで謎だった(笑)。
テニスシーンは東京で話題になっていたシーンはこれか!これなのか!と思って観ていました(笑)。
なぜテニスにしたんだ!?
残念だったこと。爆竹拍手は勘弁してください。
しかもタイミング早くて余韻も何もあったもんじゃない。
それ以外は楽しかったです。
カッキーライトも観たかったなあ。
見比べてみたかったです。