NHK杯は昨年の宮城以外は2006年からずっと生観戦しています。
今年は代々木ということで激戦だろうなと思っていましたが、
やはり激戦で自力ではチケット取れず。
大ちゃんファン仲間からチケット譲ってもらい、
ご一緒させていただきました。

初日の金曜日と2日目の土曜日のみ観戦。
両日ともB席でしたが思ったよりも観やすかったです。
1日目はジャッジ側、2日目は裏側でした。

しかし、本当に人が多かった。いつもに増して人が多かったような
気がする。お手洗いの行列も尋常じゃないくらいだし、
プログラムの行列もすごくてなかなか買えなかった。
しかも2日目の途中でプログラム売り切れてしまったらしい。

ではさっくりと感想。

1日目はペアSP→男子SP→女子SPのスケジュール。
女子が最後なのは放送の都合ですね(笑)。

ペアはなんといっても成美ちゃんと木原くんのペア!
今回初めて生で観たのですが6分間練習の時から泣きそうになった。
そして終わった後もスタンディングオベーション。
まだ組んで1年も経ってないのにと思うとじーんときた。
まだまだ技のレベルは他には及ばないけれども
FSも含めて今できることを出し切っていて非常にさわやかでした。
会場の雰囲気が本当に温かくてここでもなんかじーんときました。

他に印象に残ったのはスイハンと張兄さんの新しいペアかな。
後者はほとんど親子のように見える(何せ13歳差・・・)。
でも新しいパートナーのパンちゃんも必死でくらいついていっている様が
伺えて良かったです。
このカテゴリーではヴォロトラが群を抜いているので
予想通り首位。

そして男子。いちばんの目的はここ!
第一グループではまだ平常心でしたが、
第二グループの6分間練習が始まるともう平常心ではいられない。
6分間練習ではスケートは滑っていたと思います。
アクセルの練習が多かったかな。そして表情は非常に厳しい。
観ているこちらが緊張MAX状態でした。

大ちゃんが最後なので(世界ランキングの下から順に滑るため)
心そぞろだったのですが、大ちゃん以外でいちばん
印象に残ったのはやはり織田くん。
滑っている本人も観客も会心の出来と思っていただけに
あの点数にはびっくり。どよめきました。
4回転が回転不足となったみたいですが素人にはわからない・・・。

で、大ちゃんのソナチネ。
昨年の全日本のFSも素晴らしかったけれどこれはそれ以上と
言っていいくらい本当に素晴らしかった。
タカハシの底力を見せつけた演技でした。
モロゾフさんが泣くのもわかる(笑)。
実はこのシーン現地ではわからなかったんですけどね、
TV観戦組が速報で教えてくれて知ったという・・・。

最初のクワドが本当に綺麗でうっとりしました。
あんなクリーンなクワドはこれもまた昨年の全日本以来かも。
そしてトリプルアクセルのふわっとしてなんと美しいこと。
本来タカハシのトリプルアクセルは決まったら
見とれるくらいの美しさなのだ!
最近家出してたけど(笑)。
3-3も綺麗に決まりジャンプすべて成功。
まあ、スピンはなあ・・・音楽に合わせていたと思いたいくらいの
のろのろさ(笑)。
それ以外は本当に魅せる、ステップと上半身の表現が本当に
惹きつけられる。なんといってもダイスケのスケートからは
音楽が聴こえる。音と滑りが一体化。圧巻の演技でした。
最後のスピンが終わるか終らないかのうちに皆立ち上がりました。

ああ、あの感動と興奮をうまく文字で表現できないのが
もどかしい。

実際ジャンプが決まるたびに隣の仲間と手を握り合い興奮したものでした(笑)。

そしていちばん印象に残っているのは終わってからの大ちゃんの表情。
会心の出来にも係らず、にこりともせず、またほっとした表情でもなく
締まったまま。
あんな表情なのはここしばらく観たことないくらい。
だからこそ明日も大丈夫かなとここで思いました。

点数は当然のごとく高得点。TESが50点超えしたの初めて?と
後でみんなと話してました。

そして男子が終わって放心状態(笑)。

女子は知子ちゃんの堂々とした演技、
マルケイの会心の出来(喜び方がまた可愛い)が印象的。
真央ちゃんはトリプルアクセル両足着氷が惜しかったが、
しみじみ真央ちゃんの武器が「美しさ」であることを
改めて感じいった次第です。
このノクターンは本当に美しかった。
そしてあっこちゃんの「愛の讃歌」。ジャンプはちょっと
勿体なかったけれどそんなの関係ないと思わせるほど
魅入ってしまうプログラム。畳み掛けるようなステップと
最後のスピンが感動的でした。

終わったのは8時半過ぎくらい。
渋谷に行きたいのに渋谷口が開いていないのでぐるりと回ることに。
そしてその日は宴でありました。
ビールが美味い♪

さっくりと書くはずだったのに・・・2日目に続く(笑)。