チケット取ったのは出演者と演出で決めました(笑)。
坂本くん観たかったし、共演者が聖子ちゃんに綜馬さんに戸田恵子さん。
G2の演出も以前観た舞台で面白かったなあというのがあって。
だからストーリーの予習は全くしてませんでした(笑)。

ストーリーはそれぞれ誤解が誤解を招いて勘違いを起こしていくという
三谷さんとかレイ・クーニーなどでよくある、観客はわかっているけど
舞台上の人物だけわかってないというパターンの話。
思ったよりネタばらしは早かったけどね。

ミュージカルというより音楽劇でしたね。
曲はあまり頭に残らないんですが綺麗な旋律で、
笑って笑って最後にじーんとさせて終わった後ほんわかと
いう気持ちになれました。

坂本くん1人が主役というより4人ともが主役であり、
あえていうならこの中に出てこないミユキさんが主役。
脇の4人もそれぞれいい味出していてバランスがいいように
感じました。

坂本くんはいつもはV6の中では最年長で
お兄さんなのですが、
今回はベテランの方の胸を借りてのびのびと
やんちゃな感じがよく出ていました。
彼の歌は本当に素直な歌い方で聴いていて心地いいんですね。
ただ、得意のダンスはあまり見せ場がなかったかな。

新妻聖子ちゃんは悲劇のヒロインをやっているイメージが強いので
明るくて現代っ子な役柄が新鮮。
そして前へ前へではなく、主役を引き立てる引きの役割であることも
新鮮。
主人公ばかりでなく周りの人間がお嬢様ではなく彼女に魅かれるという
説得力がありました。
そして歌声の大きさは誰よりもあった(笑)。

綜馬さんは本当に可愛いおじさまで・・・(笑)。
昨年観た坂本くん舞台にも綜馬さん出ていたなあ。

相性がいいのかな。
歌も演技もさすがの安定感でした。
やっぱりトラップ大佐観たい!!

戸田さんは戸田さんの本領発揮という感じ。
達者なコメディエンヌぶりが印象的でした。
戸田さんが話をぐいぐいひっぱっていったというか
トラブルメーカー(笑)?

そして脇の4人の中で召使役の人がやたらうまいなあと
思ったら青山明さんだった(笑)。
主役の4人しか知らずに来たので、プログラムも帰ってから読んで
初めて気づいたのでした。ルミエールやん!!あと壁抜けの部長さん!
四季退団後の方が観ているような気はしますが、
やっぱり安定感が違う。

ちなみにグッズはプログラムと坂本くん写真入り付箋セットの2種類のみ。
すごい徹底している(笑)。