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 本ブログのメインテーマは、男性ホルモンが生まれつきない男性が、男性ホルモン補充療法などを15年以上続けてきたけど、やめてみた、男性ホルモンまたなくなるけどどうなる?という内容ですが、今回はそれにちょびっと関係する話題です。今回は少しどんよりする内容です。

 

 先日、

 

 友人から、LINEで、妊娠検査薬が陽性反応示した!(友人は男性なので、奥さんの妊娠検査薬ですが、厳密には)とありました。また、ちゃんと産婦人科でエコーで、妊娠の確認も取れたそうです。

 

 結婚したのは、大学の友人の中でもかなり早い方だったのに、子どもがぜんぜん出来ないので、不妊治療しているのか、単にセックスレスなのかと思っていましたが、無事できたようで、本当にめでたいお話しです。

 

 ただ、

 

 大学時代の友人がだんだん結婚していき、子どもが出来て、そして世帯を作って、次世代へつないでいく、命の継承の営みを眺めていると、やっぱりなんか、さみしさが襲うんですよね。おめでたの話とか、出産の話とか、聞くたびに、嬉しい反面、なんかさみしさが。

 

 先日、DSDs(性分化疾患)とLGBTQとの関係(2)でも書いたように、

 

 

 

多くのDSDs(性分化疾患)は、同時に不妊(妊孕性無し)の問題を抱えています。つまり、DSDsに属する病名のうち、不妊を伴うものに該当する病名を告知された瞬間、不妊(妊孕性無し)であり、あなたは実子を持てませんよ!と言われたのと同じだったりします。

 

 私も告知されたとき、同時に妊孕性がないことを告げられ、子どもは諦めてくださいと、ハッキリ言われました。それだけ、告知は残酷なものであったりします。

 

 

残酷な天使のテーゼ 悲しみがそしてはじまる

抱きしめた命のかたち その夢に目覚めたとき

誰よりも光を放つ 少年よ神話になれ

 

人は愛をつむぎながら歴史をつくる

女神なんてなれないまま 私は生きる

 

(高橋洋子 「残酷な天使のテーゼ」より抜粋)

 

(残酷な天使のテーゼを知らない世代の人もいるでしょうから、曲も貼っておきますね)

 

 残念ながら、人は愛をつむぎながら歴史をつくる、のですが、歴史を作ることが(次世代を残すことが)出来なかったのが、ここに一人。(なお、ホルモンバランスの関係か、子どもを産ませる(孕ませる)より、子どもを産む(孕む)方がまだ良いと思ってた人ですがw)

 

 まぁ、歴史は別に子どもを作ることで残すだけのものではなくて、なんらかのかたちで残せれば良いかなとは思うようにはしていますが、でも寂しさはありますよね。

 

 人は愛をつむぎながら歴史をつく・・・れなかった、わたしは、女神にでもなろうかしら。

 

 残酷な天使のテーゼといえば、新世紀エヴァンゲリオン。ちゃんと最終章をみて、最終章の最後に出てくる、宇部新川駅まで聖地巡礼しに行ってきましたよ、ちなみに。

シンジくんが座ってそうなベンチ

多くの人が駆け上がりたいであろう、陸橋の階段

なんと記念の使用済印(無効印)も用意されていました。新世紀エヴァンゲリオン仕様。

 

 と、最後は何とか明るい話題に引き戻して、終わりたいと思います。