こんにちは
ご訪問くださいまして、ありがとうございます
昨日、認知症の母がいる病院へ行って参りました。
肺炎の症状が治まり、鼻からチューブで栄養を入れる方法が取られるようになりました。
病室は、コロナ対策で
一回につき 入室は2名まで。
父と弟、私と息子のふたてに分かれて(娘は体調が悪いので不参加)
面会してきました。
ベッドに横になって、微動だにしない母。
鼻にはチューブが固定されていました。
目はうっすらと開いていて、
静かな病室に、母の呼吸する音だけが聞こえていました。
「お母さん。お母さん、来たよ。○○(息子)と○○(私)だよ」
顔のそばに行って話しかけると、ちょっとの間でしたが、視線がゆっくりとこちらに向けられたように感じました。
母はここで 何を考えて生きているのだろうか
ここでただ何も出来ないまま 1日を過ごすことと
それよりも死を選ぶことと
どちらが良いだろうか
母なら どうしたいだろうか
先日、宮崎駿の映画『君たちはどう生きるか』を観てきました。
原作はまだ読んだことがないのですが
そのイメージとはだいぶ異なっているように感じました。
どう解釈するかは、人それぞれでしょうね。
エンドロールで流れた米津玄師の歌が、また良くて 心に沁みました。
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