こんにちは。

ブログにご訪問くださいまして、ありがとうございますラブラブ

*スノードロップ*です。


あの日、私はちょうど 自動車教習所を終えて、自転車で家路を急いでいました。

自転車を走らせながら、何か様子がおかしいことに気づき、自転車を止めて辺りを見渡しました。

最初、強風なのかと思った揺れは、地震でした。


その前日に、私はたまたま福島に住むママさんとSNSで知り合い、その日も地震の直後に 彼女にメッセージを送信しました。

まだ地震の規模も分からず、呑気なことを書いて送信してしまったことを、今でも悔やんでいます。

数日後に届いた彼女からのメッセージを読み、彼女が避難所で生活していることを知りました。

彼女とのやり取りは、数回で途絶え
今、どこでどうしているのかも分かりません。


夫が所属する建設組合は、被災地で仮設住宅を建てる職人を募りました。

それによって、全国から有志の職人さん達が集まったと聞いています。

建築の職人である夫も、その一人として被災地へ行き、泊まり込みで 全国の職人さん達と共に、仮設住宅を建設しました。

地元の資材だけでは足りず、何度も被災地と神奈川とを往復し、資材を運びました。

その為、地元のお客様には事情を話して待って頂き、被災地を優先して…

利益を言ってしまえば、利益など出ないのです。
交通費だってバカにならない。

それでも 夫は、なんとか力になりたいと
その一心だったのでしょう。

大手のハウスメーカーが作った仮設住宅よりも、俺たち職人が作った仮設住宅の方が立派だと 何度も私に言っていた夫。


あれから5年。

今もまだ18万千人の方が避難先で生活していると聞きました。

仮設住宅は、あくまでも仮の住まいでしかなく…

一人でも多くの方が、暖かい我が家で生活出来る日が来ますように。

心より願っております。