本日行われた京都記念。
勝ったのは松若騎乗の6番人気ダンビュライトです。
勝ち時計は良馬場ながら2分14秒8と予想通り時計がかかりました。


レースは正面スタンド前の長い直線を利して外からタイムフライヤーがハナへ。
前半63秒3-12秒2-59秒3と前半スローで流れました。
ただ上り坂手前からブラックバゴが仕掛けてレースが一気に動きます。
勝ち馬は離れた2番手で折り合うとブラックバゴが動いても動じず。
そして最終コーナーでブラックバゴに並びかけると直線半ばで抜き去り、後続の追い上げを封じました。

松若騎手の位置取りと我慢の騎乗が光りました。
またこのレース上がり最速がケントオーの34秒6と重たい馬場も味方しました。

キレる脚がなく上がり勝負は不向きな反面、長く良い脚を使わせればさすがの強さ。
これで松若騎手とのコンビで3戦3勝です。
そして馬体からは成長を感じ、以前はシャープだったのが古馬になって筋肉量が増えてきました。
馬場が渋りがちな宝塚記念あたりが上半期の最大目標になるのであれば楽しみです。


2着ステイフーリッシュは最終コーナーで勝ち馬の直後の外からジリジリ伸びるもクビ差及ばず。
着差は僅差も勝ち馬が強く、距離がさらに延びてもかわせたかは微妙に感じました。
とはいえデキは非常によく力はしっかり証明しました。


3着マカヒキは古馬になって硬さが出た反面、逞しくなりデキの良さも見えました。
このメンバーなら十分に通じる能力で、勝ち馬と0秒1差は今後復活にも期待が持てる結果です。


ということで結果は本命ステイフーリッシュが2着で今年初の的中です。
払戻金は馬連1,510円、3連複2,190円、3連単17,060円でした。
ここで3連複勝負できなかったのは悔やまれるも、長いトンネルを抜け出し4点で馬連的中。
結果が出たので良しとします。



共同通信杯はアドマイヤマーズが逃げるもインで溜めたダノンキングリーが内から強襲。
上がり32秒9と最速の脚で差し切り最優秀2歳牡馬に早くも黒星をつけました。
ダノンキングリーは3連勝で春のクラシック候補に名乗りを上げました。

一方敗れたアドマイヤマーズは常に尾を立てて力んだ状態。
マイルまでは問題なくても1Fの距離延長で早くも注文がつきました。
1キロの斤量差があったとはいえ今回を見るにキレ勝負では分が悪そうです。
デビューからの連勝は4で止まり、さらに1F延びる皐月賞に黄色信号が灯りました。


クラージュゲリエは切れる脚がないのか前の2頭にあっという間に置き去りに。
それでもじわじわ伸びて前を行く他馬を捕らえました。
こちらもすでに重賞勝ちで賞金面の問題はないとはいえ勝ち馬と0秒8差は決定的な印象でした。