人の組み込み方〜かかった声に応えそして失敗する〜 | 楽円☆まぶや~*ゆきみかん

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松原靖樹さんコラムより



なにか活動をしていると、必ずといっていいほど人が関わる。
人が集まると組織になる。望まなくてもなる。

組織というと、ピラミッド型の上下関係を思い浮かべるのは思い込みで
組織にもいろいろとあるはある。

組織のことを考えるなら、
まずどの人に、一緒に参加してもらうかがポイントになる。
その「人」はいつも誰でも、ほぼ必ず問題になるのだが、
かかった声に応え、知り合いからはじめる。
そして失敗する。

人を見るときは機会と声がかかることも大事だが、
自己組織化を促進するには
その人がどんな成果を出してきたか?ということ(過去のみ見る)
をまず見る必要がある。

何ができると言っているか(発言)、
何を本気でやると言っているか(未来)、
は決して評価してはならない。一緒にやらない。

また相手が現実的にできること(成果を出してきたこと)があって
それが自分の活動内容に一致しないときは
保留または断らなくてはならない。



人に加わってもらうとき、もうひとつ大事なことは
その人の人格が優れているとはいわないまでも
ある程度自分に近い価値基準を持つか?ということがポイントになる。

「ちょっとこの人は・・・」という人と一緒に仕事をして
ものすごくうまい成果を出したという話を聞いたことがない。
最初は良くても、後で必ず決裂するか問題が起こる。

なので、自己組織化を促進するときの最初の「人」の条件は
アウトソースであった方が好ましく、有効である場合が多い。

つまりお金で解決するところから手をつけた方がいい。

これにはいくつか理由があって
ひとつは、失敗しても替えがきくこと、やめられることと
アウトソースできるということはそれが事業として成り立っているので
お金さえ払えば正しい成果を導きやすいというところにある。
人事は誰にとっても困難だが、
人事的マネジメントに時間と労力を割かれる心配もない。



アウトソースでも、誰かと共同をする場合でも
誰かが加わったら、その後の複雑な変化(複雑系)に注目する。

誰かと一緒に何かを進める場合、
必ず自分の思い通りにはならない。

相手とのコミュニケーションや自分のマネジメントの問題ではなく
複雑系やネットワーク系の科学でそれを説明できる。
想像、知覚できる以上に物事は複雑になる。
人が増えれば増えるほど、
自分が予想できない方向へ物事が進む。

だからひとつはっきり言えるのは
目標設定から物事を進めるのは愚かしいということ。
大概の場合目標通りにはならないし、
むしろ目標よりも大きく成功することすらある。



関わる人の人数が多くなればなるほど、
指数関数的に予想できない成果が上がるようになる。

活動としての予期せぬ成功を記録して、
その明らかな成果を活動の成果として進める。

組織を一人の人間として見て、
どのようなことが得意なのか、どのような成果が上がったのかに
注意深く目を向ける。
自分や、組織の多数決で「こうしたい」「こうあるべきだ」という
意見に流されると、自己組織化は全て台無しになる。

また、これは
流れに身を任せるという曖昧で、無責任な考え方でもない。
人が集まることの、予想できない総合的な成果を
フィードバックを返すことで自分のこととして把握するということである。



何が生まれ、できはじめたか?という現実をつかんだら、
今度はその現実を促進させる「人」に参加してもらう。

決してバランスを取るための人や、
組織規模が大きくなったから全体を見れる人、
というような人を参加させてはならない。

その活動の成果を促進させる人に注目する。

といって、望み通りにそういう人が現れることはないから
もっとフレキシブルに
どんな発展の方向があるかを、作業や仕事にわけて検証し、
その部分部分を伸ばせる人が見つかったらそこに参加させる。

そうしたらまた、予期せぬ成功のフィードバックで
活動がどの方向に向かって成果を出したかを再検証する。



勝手に成果が出る、そして形や色合いが決まる
というのが自己組織化である。
自己組織化を考えるときは、最初に予想することはできない。
結果を受け入れ、過去の実績から次を考えるしかない。
どんなに次を考えても、思い通りにはならない。
また結果から、フィードバックを返すしかない。

なので、そこに関わる人の役割というのは、
必然的に、
過去の成果に対して有効であると思われる人を補充する。

確実にうまい成果を導くことを考えることはできないが、
絶対に失敗のない、おもしろい方向に向かうと予想する人を組み込むことはできる。

自分の予想を超える、
しかし失敗のないと確約できる
おもしろいことになる人を組み込むようにしておけば
自己組織化の促進度合いは増える。

増えるばかりがいいとはいえないが、
組織の可能性を引き出すにはもってこいだとは言える。

ちなみに縦型組織がいつもぱっとしない人材を採用して
ぱっとしない成果しか上げることができないのは
ここに書いたことに反していることにポイントがある。





松原靖樹


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