ご無沙汰しております。
久しぶりに書き込みをしました。

結婚式まで1か月を切り、本当に現実となってきた。
籍を入れる日や、新居も決まり、新しい生活が始まろうとしている。

先週末から実家の片づけを始めた。
今考えるとなんて無駄なものを買っていたのかと思うと、さびしい気持ちになった。
新居は6畳二部屋と4畳半の台所、二人で住むには十分の広さ
でも、今の部屋にあるものは、全部新居には持っていけない。
ある程度、実家において行こうと考えたが、それは実家の母親に迷惑がかかると思った。
そして、物を買いすぎても最後はさびしい気持ちになるだけだと思った。
趣味の本もほとんど処分した。
子供の時に買ってもらった思い出の本を数冊残して。
洋服も処分した。
ある程度は着られるかともったが、新居には収納スペースが少ないので、思い切った。
リサイクルされて誰か着てくれるのだろうか。
子供の時のおもちゃは家族全員で遊んだ思い出があるので残しておいた。
ただ、これから増やすことはしない。
趣味で撮った写真は、紙箱にしまい実家に置いていく、
アルバムを置くスペースももったいない。

この年齢になって、ようやく気付いた、物より大切なもの。
それは、これからの人生を一緒に歩んでくれる人

過去に精神を患い、両親にはとても迷惑をかけた。
父親はすでにこの世にはいない。
母親も父親の年齢を超えている。

最近母親が急に年を取ったように見えるようになってきた。
自分が負担をかけていると感じている。
朝早く5時前に起きて自分の朝食を作ってくれて、夜の9時近くに帰ってくる自分に夕食を作ってくれる。
仕事からの帰り道に寄り道をしてしまうけど
いつものご飯があるととてもうれしい。
これからは、母親にはもう朝早く起きなくていいよ、夜も早く寝ていいよと伝えたいが…
伝えれるのだろうか。

これからは、母親に負担をかけないで、お相手と協力して、生活していきます。
少しでも母親を楽にしてあげたい。

生活は自分の収入の範囲内で、暮らしていくことになる。
あたりまえのことだが、今までは実家暮らしだったので、親に甘えていた。
住むところがあり、着るものがあり、食べるものがある。
そんな当たり前に思っていたことだったが、これからは、2人で考えなければならない。

お相手と出会う前は、週末は自由気ままに過ごし散財していた。
親のことも考えず、趣味のものに金を使い、散財した生活をしていた。
収入は少ないかもしれないが、自分の意思で使えるお金だったので、精神的には満足だった。

もうお金をかける趣味はできないし、
気ままに出かけることもない。
趣味の世界でお金のかかる場面から足を洗うようにしよう。
雑誌を月に数冊買うなんて無理だし、街歩きも無理。
この年で気づくのは、とても遅いことである。
年に何回か新幹線を使って出かけていた時期もあったが、
そんなことは、ありえない。
そのようなことができる生活は、余裕があり、贅沢なものであると思った。
人間、いつまでも体力があり、仕事ができるものではない。
自分に残された時間は20年を切っている。

自分の収入の範囲内で暮らせないと、借金地獄になる。
実家に暮らしていて、当たり前だったものが、自分の収入から支出をすることになる。
正直に言うと、実家に7年いたのでで忘れている感覚である。
一度、実家の生活を、一人暮らしに置き換えたら、
相当ぜいたくな暮らしになっていることに気付いた。
食事はある。洋服は自前だけど、部屋はある。
家財道具も親の代のものだ。

今後は親を大切にしながら、二人で慎ましく過ごしていこうと思う。

実家はどうなるかわからないが、自分は実家から遠くに住むことになる。
今後実家がどうなるかはわからない。
できる範囲のことはするが、今までどおりにはならないと思う。

あとは、新しい生活を始めて、色々気づくことになる。