弓道を始めて40年ぶりに、ゴム弓を使ってみました。
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確かに、弓を引く感覚は味わえます。初心者の練習には充分です。
 
しかし、私が引いてみると、捻りを吸収してしまうので離れません。自分で離さないとずっと離れません。やはり、「離す」しか練習出来ないものだと感じました。
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これでは、取り懸けを解く離れを体感・練習することは不可能です。
このことをちゃんと認識して使うまたは使わせるべきでしょう。
 
11.取り懸けの親指と中指のクロスをどう解くかでカケ解きのメカニズムを説明しました。メカニズムが解かると再現出来る方法を考えることができます。つまり、弦捻りを再現できるものを作れればいいわけです。
 
3Dプリンタで形にしてみました。それが、これです。
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こんな感じで使って、L字の部分を肩に当てて弦捻りをかけます。
肩に当たっているので、肩を中心に肘で引くことを意識出来ます。
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取り懸けを解いて離れると、手からは外れません。
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手を開いて離すと、当然、飛び出してしまいます。
飛び出すと危ないので、Wiiリモコンのストラップを付けています。
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L字の部分を使えば矢を番える位置の確認定規にも使えるので、カケホド規とでも呼びましょう。今回は木調のPLA材料を使っています。コンパクトに収納できる分割式です。実におもしろいものができました。
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カケホド規の詳しい話は、弓道の的中(射技)の物理的考察の本編で紹介していきたいと思います。
 
 

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