17時~
今後の方針について話し合い。


医師に書いてもらった説明書を見ながら書き込む為、達筆すぎる文字もあり分からない文字があったら(?)で表します。



No.1

【膵癌】→十二指腸浸潤…出血
→胆管閉塞…閉塞性黄疸ビリルビン16.85


【方針】


閉塞性黄疸

胆道ドレナージ(減黄)

手術の可、否の判断


可能→手術

不可能→化学療法施行→可能となれば手術

不可能→化学療法継続





No.2

【現状】


◎他臓器転移なし

◎腹腔動脈、上腸間膜動脈への浸潤はないと思われる

◎腹水なし




後ろに門脈という静脈があり、合併切除が必要かと思われる


右肝静脈の根元は浸潤している可能性あり
→切除する方向で考える
ある程度 肝機能障害は出現する



☆術前化学療法により腫瘍を減量して手術するという考えもあるが、もし効果がないと手術のタイミングを失う。術前の体力低下などデメリットも大きい。



※イラスト入り



No.3

【手術】

・膵空腸吻合
・空腸、空腸吻合
・胆管空腸吻合
・胃空腸吻合


◎四ヶ所の吻合

◎ドレナージチューブ 四本(一本は栄養)

◎その他、腹腔内に約三本のドレーン

◎6~7時間の手術

◎食事開始は一週間位~



※イラスト入り


No.4


【合併症】

出血…再手術などで対応することもあり

縫合不全…膵空腸吻合部が、もれやすい。
膵液がもれた場合、ドレナージ不良であると周囲の組織を破壊し出血などをおこすこともあり、重篤になることがある。
緊急手術などか必要になることもある。
腸管の吻合部のもれでも、再手術が必要となることがある。

膵(?)
胆管(?)…点滴など用いて保存(?)に加(?)

吻合部狭(?)…食物の通過が悪くなることがあるが、ほとんどは保存(?)に改善。
しばらく禁食で経過をみる

門脈血栓…血栓溶解剤などを使用

心筋梗塞、肺梗塞、脳梗塞など




以上がイラスト入りで説明されたこと。



他には、

担当医師の先輩ですい臓専門の医師にもきてもらう


お腹をあけてみないと分からない点もある



とにかく、
黄疸の数値が下がらないと手術ができないから何日に手術ですと言ってもらえないし、
ギリギリ手術が出来る状況なのに数値が下がるのを待つしかない


母の気になる点。
→本には手術可能は2センチとあったので「何センチくらいですか?」と質問する。

「4センチはあるかな」と返ってくる。




こんな大切な説明の時も父は来ない。