平成21年10月14日に膵癌(すい臓癌)と診断された母のことを…。


診断されてからだいぶ経ちましたので少しずつ書いていきます。




母(50歳)、私(27歳)。






母のお腹が痛み出す。
※市販のガスター10などを服用する胃の痛みはよくあった為、詳しい日にちはわからず。


市販の薬が効かないとやっと近くの病院に行く…くらい病院嫌いな母。


M病院でいつもと同じで胃腸炎と診断され、いつももらっていた薬を処方される。
※半年に一回くらいは行く。


いつもの薬に効果がない。


普段の胃腸炎と違う症状が出る。お腹が張ったかんじ。


ドラッグストアでガス止めを買って飲むも効かない。
効かないなら病院に行きなよ!!と言っても胃腸炎って言われるだけだし…と言い病院に行かない母。


9月後半は父と私のご飯を作るが母はお茶漬けやうどんを少し食べるだけに。


確か9月末か10月頭に母が職場で同僚に白眼が黄色、肌が黄色くなってると指摘される。
※我が家の蛍光灯がややオレンジがかっていたので、誰も気づいてあげられなかった。。。


10月7日 近くのM病院へ。
肌が黄色くなってからは初。

『黄疸』の症状が出ているね、即入院だな。
…M病院は入院設備がない為、院長の後輩がやっている隣の市の病院の紹介状を渡される。

入院?と渋る母に、ほっておいたら死にますよ。と言われる。


10月9日 K病院に入院。

胃カメラなどの検査がある為、禁食。水分補給は可。点滴で栄養を摂取。


母の入院が決まる直前に私は職場の店長と考えが合わず4年9ヶ月いた店を10月20日で辞めることになっていた。
入院が決まり私が出勤しなくても良い日は休みを貰う。


10月14日 私だけ医師に呼ばれ母が『膵癌』と伝えられる。

大変なことが起きてるのは理解できたが、何がなんだか分からなくなり途中から意識が遠のく…

私の頭の中
→癌?すい臓?何?

まるでドラマを見てるかのようでした。


母に告知するか?問われ、勘が良い人なので感付かれるのが目に見えてる為 医師に告知するよう頼む。


同日、母に告知。


大きさなど詳しいことはもっと細かい検査が必要。

黄疸の症状がひかないと手術も出来ない。

と、言われる。


母の考えで父は耐えられないだろうから言わないでおこう…ということに。

母と私だけが知る。


私は夕方から仕事の為 職場に。
自分の車に乗った途端 泣き崩れわけわからなくなりました。
職場に着くも仕事が手につかず休憩室にほぼいました。


家に帰り父の前では普通に過ごし夜 布団に入り『膵癌』について携帯で調べる。


担当医師に言われた、手術が出来たとしての五年生存率など同じことが書かれている。

【癌の王様】と書かれてもいて『なんだよソレ』と泣きながら怒りもありツッコミをいれた。


…と同時に母の携帯が通話とメールしか出来ない(パケ放題だじゃないから使わないだけ)ので良かったと安心する。