昨日、広島から最終の電車で帰って来ました!!
3泊4日の広島。
本当に充実したものとなりました。
少し長い文章になりますがお付き合い下さい。

17日に始発で向かったある目的…FBなどで知って下さっている方もいました、安佐南区でのボランティアです。
東日本大震災があった時も福島県入り出来たのは、震災から1年経ってからでした。
今回、被害があった直後から何か出来たら…という思いを持っていた中で、
3月まで番組でご一緒させて頂いていた北別府さんが頻繁に現地でボランティアされていることを知っていたので、一緒に参加させて下さいとお願いしました。

ボランティアを一緒に行ったメンバーで山裾ギリギリまで歩きました。


今回向かったのは安佐南区八木三丁目。被害が一番大きかった地区です。
土砂災害前の様子が想像できません。


車がこの姿…自然の驚異を痛感します。


こちらのお宅の外壁際の土砂の撤去作業をお手伝いさせて頂きました。
「そんなに時間もかからず取り除けそう」そう思ったのは大間違い。
土はまだまだ水分を含んでいるため固く重い。更に山から流された大小様々な石がスコップでの土かき作業を邪魔します。石だけではなく、鉄棒や瓦などなど…その都度スコップが跳ね返され思うように土が取り除けません。
力には結構自信がある方で私なりに精一杯の体力を注ぎましたが、やはり男手が必要だと感じました。

2時間くらい作業を続けてやっと半分。


汗も沢山流し、お昼ご飯が一層おいしく感じました。
北別府さん、かおる(3月まで広島ホームテレビ恋すぽで共演していました)とほっと一息☆


北別府さんの奥様手作りのバナナケーキ!!
優しい甘さが身体と心にしみます。


お昼休憩後、午後4時頃まで作業し終了。
全ての土の撤去には至りませんでしたが、このお宅のお母さんはとても喜んで下さいました。
この辺りには高齢でお一人で住んでいる方も多く、自分だけではどうする事もできず途方に暮れている方が多いようです。
本当にほんのほんの少しですが力になれたなら良かったなと思います。

今回の災害で行方不明になられた方全員が見つかりました。
しかし、まだまだ避難生活を余儀なくされている方が沢山いらっしゃいますし、
写真をご覧頂いても分かるように元の生活が戻るにはかなりの時間がかかることでしょう。
今はまだボランティアの方々が全国から来て下さっているようですが、それでも一時よりは減ったと、ずっと支援を続けている方は話していました。
東日本大震災で被害があった東北各県と同様、息の長い支援が必要だなと改めて感じます。

広島へボランティアへ行こうと考えている方に、いくつか情報があります。
*装備について
→軍手やマスクは八木地区周辺の様々な場所ですぐに借りられます。
 長靴は場所によっては借りられるようです。
 現地に入ってしまうと自動販売機などはないので水分は多めに持っていった方が良さそうです。

*ホテルの予約が困難
→今回広島へ行くにあたり、あらゆるホテルに電話をしましたがどこも満室でした。
 たまたまカープの巨人戦が重なったこともありますが、今はボランティアで広島入りする方が多く
 予約が取りづらいようです。可能な範囲で早めの予約をおすすめします!!


今回私が広島に着く時間に合わせ北別府さんが奥様と迎えに来て下さいました。
車に乗せて頂くと、何やら奥様が長靴にラインストーンのシールを張っています。(私は長靴を北別府さんにお借りすることになっていました)どうされたのかな?と思っていると…
「こんな長靴しかなくてごめんね。これで少しは若者っぽくなるかしら!」と奥様。
なんと、私の為に通常の長靴をオシャレに飾って下さっていたのです(>_<)


感動(:_;)
とにかく作業を頑張ろう!!と思いました。

さて、翌日は気になっている方も多いはず、あちらの場所へ!!
その2へ続きます。