いつの時代か?
どこの世界か?

そこはどうぞ気にせずに(笑)

 



犬族と人間族の長い長い争いの末に

やっと和平が結ばれることとなり

人間族の代表が犬族のお城に招待されました

犬族からの最高のご馳走として出されたのは…

 

 



人間族の代表は、激昂しました

「こんなもの食えるか!」と。

 

犬族の王は


「お口に合うと思ったのですが💦」

 

と言いました。

それを聞いた人間族

ますますぶちギレました。

骨を出してバカにした挙句に

そんなものがお似合いだと

バカにした!と。

 


それを受けて犬族たちも怒り

犬族と人間族は再び戦争になりました。

 

 

人間族が怒ったのは

骨が食べれなかったからではない

 

人間にとって骨は生ごみだから

それを出されたと言うのは

自分が粗末に扱われたと思ったから

 

犬族が怒ったのは

 

犬の王が

人間を喜ばせようと

最高級の骨を用意し

もてなしたのに

その気持ちを理解しようともせず

自分たちの王を傷つけたから

 

 

 

人間関係で揉めるのは、大抵こんな

すれ違いじゃないでしょうか?

 

 

そして

根底にあるのは

 

自分が粗末に扱われた

 

という傷つきであることが

多いと感じます

 

 

人と人がもめる時

本当に片方、もしくは両方に

悪意がある事など

殆ど無いと私は思うのです




自分の望むものは相手も望むはず
自分が嫌なものは相手も嫌なはず

 

相手も同じ価値観である

という思い込み

 

 

悲しいですね

 

 

どちらも仲良くなりたかったのに

 

本当は凄く

シンプルなことなのに・・・

 

 

 

 

 

 

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