【現代人がなりやすい低血糖】

低血糖とは、血液中のブドウ糖が少なくなりすぎた状態を言います。

そして、日本人の70~80%の方が個人差があるとはいえ、低血糖症になっていると言われています。

では、なぜ低血糖になってしまうのでしょうか?

砂糖をとりすぎると血糖値が上がり過ぎる為『インスリン』が過剰分泌され、一気に血糖値が下がります。

そのために低血糖を引き起こしてしまいます。

偏った食事や運動のやり過ぎの場合などでも低血糖の原因になるそうです。

低血糖になり始めてしまうと、目まいや冷え性、イライラ、低体温、勉強や仕事で集中力がなくなるなど、能率を妨げることばかりを引き起こしてしまいます。

症状が更に進んでしまうと、疑惑や幻覚にとらわれやすい状態となってしまい、全身の神経がピリピリして、衝動的な行動を取ってしまうことがあります。

実際に患者様で「朝起きたらタバコの箱と同じ大きさになっていた」「口や鼻、耳から蛇が出たり入ったりしている」「内臓が口から出た」などの幻覚で治療に来られている方がいらっしゃいます。

共通点は、甘い物をたくさん食べている、食事を抜いて生活をしていることでした。

糖類は、依存性が高くコカインの約8倍あるそうです。

だから、疲れると糖質が欲しくなりリラックスしてると思ってしまいますが、血糖値が下がりすぎるとイライラして無性に糖質が欲しくなってしまいます。

その繰り返しで、自分自身の身体を壊してしまいます。

ここで
「でも」
「だって」
「子どもが泣くから」


などの考えが浮かんでしまう方は、依存している可能性があるので気をつけてください。

改善するためには、ちゃんとした食事をする事が大切です。

例えば、食事の最初にサラダや温野菜をよく噛んで食べたり、野菜・根菜・海藻類をたくさん入れた味噌汁を飲みます。

その後に、豆腐や豆類、肉や魚などのタンパク質を食べることです。

甘い物が食べたくなった時には果物を食べるか、ちゃんと手作りしている和菓子屋さんで購入するといいです。

加工されている肉や魚などは、糖類が入っていることが多いので、確認して購入してみて下さい。

普段の食生活を見直して、健康な生活を送りましょう。


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