paris Fashion Week 6 fin
今編、最終号です。
CHANEL










PCのかたは動画もどうぞ↓
なんといっても演出におどろきです。
セットの氷山は本物。会場の気温は、-4℃だそうです。
スエーデンからグランバレまで輸送してきた氷は、
265トンにもなるそうです。(重さがあまりピンとこない数値)
ほかのコレクションとはスケールがちがいます。
服もすばらしい出来で、これぞシャネルといわんばかりのAWコレクション。
フェイクファーとはいえ、
足もとのみずたまりを気にせず、ピシャピシャ歩く
モデルたちが、かっこよかった。
オープニングに出てきた、毛むくじゃらのシロクマアビーとフライアが
かわいかったですね。
つぎの冬、ブレイクするであろう、ファーブーツ↓


氷のクラッチバックも素敵↓


シャネルともあれば、旬なモデル勢揃い
今季大活躍のハンナ

ララとアンナ

かなり出てたリュー・ウェン

プラチナブロンドのシリ・トレロド

フィナーレを飾ったのはやはりフレジャ。

世界一おしゃれなおじさんなんじゃないかカール。

すばらしいショーでした。
Hermès










ショーのファーストルックを飾ったのは
リリー・コール。おどろきました。
キャットウーマンみたいな
レザースーツがよく似合ってました。
似た感じの黒のカッコイイルックばかりを抜粋したのは
それがとても印象的だったからです。
Chloé







得意のベージュのやわらかいルック。
ハンナがデザイナーになってから、
いちばん良かったきがしました。
バックステージ。
ジャックは14歳、すごい。

マグダレナの着た黒のルックもかわいかった。

ナターシャ

シグリッド

関係ないですが、
冬になると、フランスで貼られる紙。

ドアを閉めてくれて、ありがとう。
(寒いからドア閉めろこんにゃろ)
という、意味らしいです。おちゃめなお国柄。
MIU MIU









ミュウミュウらしい、60年代の香りが漂うコレクション。
ところどころに配された、パンジー(?)の花が
とても愛らしいです。
これパンジーかな?しーちゃん。
毎回のように、かわいいヒール。




オレンジと薄紫を多くつかっているのが印象にのこりました。


メイクもすごくかわいい。

オールバックのシニオンも。



ミュウミュウのコレクションはミウッチャの
ユーモアとセンスが溢れていて、いつも楽しい。
Tim Hamilton








ティム・ハミルトン今回は写真のみのプレゼン。
むかしからそうなのですが、
こういう忍者みたいな格好が
どうしても好きみたいです。
最後の最後になりましたが、
Alexander McQueen
















「すべての作品はリー自身によって生み出され、パターンも彼の手によるものです」
(リーはマックィーンのファーストネーム)
まぎれもなく、最後の作品、全16体です。
今回の着想は「芸術家の巨匠たちの絵」
装飾的なディテールと、ウエストが強烈に締まったシルエットは
マックィーンらしさを存分に感じることができました。
世界最高の“SHOW MAN"の逝去。
1ヶ月まえ、世界中を襲った悲しみは
このコレクションの発表で、すこしは
癒されたのでしょうか。
今後、彼のクリエーションを観れないのは、
ほんとうに、ほんとうに残念でしかたがありませんが、
いち、ファッション好きとして、
リー・アレキサンダー・マックィーンという偉大な人に
いままで様々なショーを魅せてもらったことを、
とてもうれしく思います。ありがとうございました。
今後マックィーンというブランドがどうなるかは未定ですが、
いまは最後の作品をたのしみましょう。
これで今回のパリコレクションは終了です。
ながながとブログにお付き合いいただき、
ありがとうございました。