家プロジェクト〈後編〉
ジェームズ・タレル、安藤忠雄『南寺』

地中美術館でも登場しましたが、
ジェームズ・タレルは光をつかうアーティストさん。
ここは、体験型アートなので、
正直、うまく説明はできませんが、
ぜひとも訪れたほうがいいと場所だとおもいます。
南寺のとなりの遊園地(?)もシャレてます。

カニさんもおっしゃってましたが、
直島には、かわいい猫たちがいっぱいいます。

ノラ猫なのか、飼い猫なのか、わかりませんが、
とてもひとなつっこくて、みんな落ち着いています。
最後の家にむかうのに、
登ります。

ずんずん。

着きました。
杉本博司『護王神社』

ここは江戸時代から祀られている神社。
きれいな石がしきつめられています。

その先の本殿には

ガラスの階段。

このガラスは、普通のガラスではなく
メガネのレンズなどに近い分類のガラスらしく

実物はもっともっと透明感を感じます。
まわりを散策すると、

あやしいほこら

おそるおそる進みます。

後をふりかえると、神秘的。

杉本博司さんは
先日紹介した、海景シリーズのアーティストさんなので、
こういう写真を撮ってみると、なんとなくつながりを感じます。
奥にたどりつくと、
真っ暗闇です。
中をパシャっととってみると、
びっくり。

この階段が本殿につながっているわけです。
つまりここは、本殿の真下。
すてきな光景でした。
もうひとつの家の『きんざ』は
時間がなく、観にいけませんでした。
つぎ行ったときは観たい。
それと
直島の農協のうらにある、
本村ラウンジは

ゆったりくつろげる空間

直島アートプロジェクトで活躍している

アーティストさんの資料や書籍もたくさんあるので、

バスの待ち時間などには、最適です。


もちろん直島のアートグッズも、多数とりそろえているので、
おみやげを探すのもイイですね。
赤い南瓜ストラップを購入。

そして
まだ観ぬ、そのあかかぼちゃを求めて、港へ。
宮浦港に着くと、

とおくからでも、

わかちゃうくらい、

おおきいーー。
ひとが並ぶと

こんな具合。
それと、直島の入り口宮浦港に隣接する『海の駅なおしま』は
とてもモダンなデザインです。

全面ガラス張りで、カッコイイです。

こんなカッコイイ港はほかにないでしょう。
のちに調べて知りましたが、『海の駅なおしま』を設計したのは、
新鋭の建築家チームSANAA。
妹島和世・西沢立衛両名による建築ユニットです。
Dior表参道や、

金沢の21世紀美術館を

設計した方々。
さすがです。
ようやく旅を終えて、直島をあとにしました。

ちいさくなるかぼちゃを眺めながら
島とおわかれです。
この長々しい旅でしたが、
じつは、1泊2日のできごとです。
しっかり調べて行けば、1泊2日でじゅうぶん
たのしむことができるのです。
また最後にお知らせですが、
今年の夏、7/19海の日から開催の、
瀬戸内国際芸術祭2010
「アートと海を巡る百日間の冒険」

会場となるのは、直島と、豊島、女木島、男木島、小豆島、大島、犬島、高松港周辺。
旅行にいくならこの時期を、ねらうのもおすすめですね。
直島旅日記、長々とすみませんでした。
おつきあいいただき、ありがとうございました。

おわり