家プロジェクト〈前編〉
家プロジェクトとは、直島内の集落・本村(ほんむら)の、
今は使われていない古民家を、
現代美術のアーティストによって改修し、
作品化した家のことです。
家はぜんぶで7軒あって、
家プロジェクトのチケットを持っていれば、
すべて観ることができます。
まずむかったのは、
大竹伸朗『はいしゃ』


ここはむかし歯医者だったそうです。

いろんな要素が盛りこまれていて
たのしいです。
使われているタイルがかわいい。


ここは家の裏。
家プロジェクトは屋内の撮影は禁止なので、

そとから攻めました。
この写真でもすこし見えますが、

自由の女神は、さすがに圧倒されました。
こんかい3月号のHUgEにも、大竹さんの特集が組まれていますが、
直島に訪れると、すばらしいアーティストさんだと、
再認識します。
さてつぎの家に向かいます。
家プロジェクトは、ぜんぶ歩いてまわれる範囲内にあります。

町並みも、やっぱしちょいちょいアートなんです。

そんな町並みを、散策するのも粋なのです。
着きました。

千住博『石橋』
※ここから以下の屋内の写真はネット参照です。


庭は、いつまでも見つめていられるくらい
なごみます。
夏場は、芝が青青としていて、キレイだそうです。
つぎへ。

本村には港もあります。
須田悦弘『碁会所』

ここはむかし、島民が碁を打つ場所として、あったところ。
須田さんは、先日も紹介した『雑草』のアーティストさんです。
もちろんこの椿も


木彫りです。
ぜんぜん本物にしか見えなかったです、、、、。
左右2つの部屋の、椿の対比がすばらしかった。
つぎの家へ。
本町のカフェまるや

歩きくたびれたら、ここで休憩するのが
おそらくセオリーでしょう。
でっかいみかんが、ごろりとなっていました。

ここは瀬戸内海。みかんにはもってこいの土地ですね。
はたしてこれが、みかんなのかは謎。
着きました。
宮島達男『角屋』

屋内に入ったら、意外な近代的アートにおどろきです。

ふしぎと、落ち着く空間。
つぎにむかう途中にあった民家には、
こんな置物↓

観光客をねらった、確信犯としかおもえません。
くやしいけど、かわいいです。
つづきます。