南瓜

直島は、アートの島というだけあって、
島中、ちょいちょいアートな仕掛けがしてあります。
島内はバスで移動しましたが、そとの風景から、
目が離せませんでした。
ジョージ・リッキー「三枚の正方形」

大竹伸朗 「シップヤードワークス」

カレル・アペル「カエルとネコ」

なかでもこれは秀逸↓
杉本博司 海景「タイム・エクスポーズド ミルトア海、スーニオン」

この写真で、わかりますでしょうか、、

目を凝らすと見える、まんなかに見える白い点です、、、
岸壁に、ポツンと展示されている額に入れられた写真。
ふらーっとしてると気づかない人は多いと思います。
かなりシュールな作品。
じつは、直島は
岡山市に本拠を置く教育関係企業ベネッセコーポレーションが
主体となって
現代美術に関わるさまざまな活動を展開しています。
つまり、アーティストを招き、直島や、美術館を見て場所を選んでもらい、
その場所のためにプランを立て、制作するというわけです。
海外などから来た作家が安藤忠雄の美術館建築や
直島という場所をどうとらえて表現したか、が
作品の成立の鍵となっているようです。

宿泊施設も兼ねたベネッセハウスに隣接する美術館、
ベネッセミュージアムでも多数の作品が展示されています。
さきほどの
杉本博司 海景シリーズや


ブルース・ナウマン 「100生きて死ね」


安田侃 「天秘」

などなど、興味深い作品、盛りだくさんです。
やや、、、
建物内に、雑草が、、、

とみせかけて、
これも立派なアート
須田悦弘 「雑草」

やわらかい、朴の木を使った、立派な木彫り作品です。
まるで本物。見分けがつきません、、、。
ベネッセミュージアムをあとにして、やや歩くと、
海岸には、あの有名な、、、

草間彌生「南瓜」
横にならぶと、けっこう大きい。

このまわりをウロウロしてると、
地元のおじちゃんが、ふいに話しかけてきました。
『あんたーかぼちゃ食べるかーー?』
と聞かれた矢先、
そんなこんなでカメラを渡すと、、、

こうなりました。
大サービスーーー。
こんなのも↓

超貴重体験。
ほんとイイひとでした。いつも観光客のみんなにしてあげているのでしょうか。
ここのおじちゃんや、銭湯で会ったおじちゃんもそうですが、
直島の島民の方々は、みんなやさしくって、
心がなごみます。
ありがとうございました。
まだつづく。