その⑤・・・クロ(3) | yukimaru's blog(風に吹かれて/皇帝と旅人)

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皇帝と言う名のランドナーと旅人の物語・・・

続き
小生もクロからのネズミのプレゼントには参りました・・・。(;^_^A

玄関には沢山の靴が有るのに
間違いなく小生の靴の中だけに入れておくのでした。

犬は臭いだと思うのですが
ネコは何で見分けているのでしょうか?

<夕飯の風景>

クロは朝と夕方に小生がネコ飯を上げていました。
殆どその時間は、外にいるので大きな声で
「クローッ!ご飯だよ―ッ!」と何回か叫ぶと
どこからともなく現れては美味しそうに食べていました。

食事の後、小生たちの夕飯が始まるとクロも一緒に食卓に付きます。
その時は、小生ではなく父の隣に座ります。
きっと、誰がこの家のボスなのかを知っているのだと思います。

小生や妹がクロにおかずを上げようとすると
「ネコに上げるなッ!」と言う父ですが
自分は、刺身のつまの大根を良く上げていました・・・(;^_^A

クロも大根好きなのか良く食べてましたっけ・・・・。

<忍び足・・・深く静かに潜航せよ!>

夕食の後、小生たちがテレビを見ていると
クロはこの隙に小生の部屋に行こうと
テーブルの影で体を低くかがめ
這うように少しずつ前進をして行きます。

耳は体に添わせ「私はここにいませんよー」という雰囲気です。

畳みの部屋なので
テーブルと言っても和室用の低いものです。

小生たちの視線からはクロの体は全く見えません。
が・・・・
先の折れ曲がった尻尾を高く掲げているので
まるで、バックする潜水艦の潜望鏡みたいな尻尾が丸見えです。

母は、食事の後片づけをしているので
小生たちに背を向けているのですが、たまにこちらを振り返ります。

いい所までは行くのですが
多くの場合、母に発見され阻止されてしまいます。

そんな時は家族が寝静まった頃、「ネェー窓を開けてにゃー!」