蛇岩大明神(紀美野町三尾川) | ゆきまるのブログ

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風の吹くままに身を漂わせてふわふわふわふわ…「紀伊続風土記」を片手に和歌山県内の神社仏閣を巡る歴史好きの他愛の無いブログです(´・ω・`)

おはようございます(´・ω・`)

昨日の続きです(*'∀`*)v

固めうちで行った散策の紹介は今回で最後キャッ☆

本命ですが…

往復で1時間ぐらいかかる道程ですえ゛!

長谷丹生神社から国道370号を鎌滝地区まで戻り、国道上にある青看板の右側にある「玉泉寺」の案内表示に沿って左(南)に曲がり、道なりに行くと左側に玉泉寺(高野長峰霊場)が見え、もう少し行くと大将軍大権現があります。そこからさらに真っ直ぐ行き、突き当たりにある「箕六弁財天社(こちらは県道19号から行かれるほうがいいです好)、蛇岩大明神」の案内表示に沿って左(東)に曲がり、上ヶ井地区から山手へと入って行きます。

途中、いくつか分岐がありますが、案内表示が各所にありますので迷うことはないでしょうが(邪(蛇)念に捕らわなければ大丈夫ですムンクの叫び)、道は急峻で狭い上に鋪装はされていますが凸凹。崖側にガードレールもほとんど無いので慎重に向かってください。対向も場所によっては厳しいです(往復で郵便屋さん+車2台と出会いました)。

民家や倉庫の廃墟も多数ありますが、道々に見掛ける田畑や山上近くの民家は健在です。その民家を越えてしばらく行くと比較的広い場所に出ます。右側に地蔵堂があり、「蛇岩神社参道」と書かれた石碑や看板があります初詣2


蛇岩大明神『境内説明板(由緒書)』『紀伊続風土記』より

祭神    丹生明神

十三神社第二宮丹生明神の旧跡。旧那賀郡神野荘三尾川村にある玉泉寺(高野長峰霊場)の南18町(約2キロ)の山上にある遠井辻峠の下にあり、高さ1丈(約3メートル)、横6尺(約1.8メートル)程の岩の隙間より時々小蛇が姿を見せることあると云う。

伝承によれば、「昔、諸国行脚の僧(弘法大師と伝わる)がこの坂を登りきった時、黄金色の一匹の蛇が横たわっていた。僧は気にせず、股ごえて行こうとすると蛇は急に鎌首をもたげ、「僧の身であり乍ら無作法だぞ」と怒り、みるみるうちに大蛇となって遥か向こうの山の光り松(現存せず)に胴をかけ、真っ赤な炎を口より吐いた。そのもの凄さに僧は驚いて深く非礼を詫び、合掌黙したところ、その姿は消えて天は静まり返っていた。僧はすぐに里人に謀り、岩のあるところから「蛇岩」として祀り始めた」と伝わる。


参道(入口~一ノ鳥居)初詣2




鳥居(一ノ鳥居)初詣2

鳥居の脇に竹で出来た杖が置かれていましたので、お借りしました(もう年かね354354


参道(一ノ鳥居~二ノ鳥居)初詣2


鳥居(二ノ鳥居)初詣2


参道(二ノ鳥居~社務所)初詣2

左側に見えるのはトイレです(*'∀`*)v

早朝まで雨でしたが、道は乾いてないですガーン


手水舎初詣2


社務所初詣2


境内初詣2

薄暗いため、LED(近代的です(*'∀`*)v)が光り輝いておりました好


拝殿初詣2

背後の巨石が御神体と言われています好


由緒書初詣2


小社初詣2


境内奥初詣2

山上まで続いているようですが、日没の時間が気になっていたので断念(街灯が少ないので遅くなると山道が真っ暗になる可能性がありましたガーン


地蔵堂初詣2

駐車場はありませんが、参道前の広場(草にまみれていますがベンチもあります)が比較的広いのでここの隅に置かせてもらい、鳥居から1キロ程歩いて行きました好

生卵を供えて願いを込めると成就すると言われているようで、実際、拝殿には多くの生卵がありましたが、何で生卵を供えるのかはわかりませんガーン

蛇が卵を喰らう…これだけでも精気を吸われそうで十分怖いですが…

とりあえず…

『わかやま妖怪研究会(フェイスブックのサイトで会長は和歌山大学の先生だとか)』なるところに入ってる、煉瓦がごちそうに見えるななやさんに現地から報告(笑)

蛇に連れ去られないように注意されましたが、無事に下山、和歌山に帰ることができました。日没後であれば、もしかすると……どろどろどろ……(謎)