去年12月に購入した格安航空券の1つ、ブルネイ往復7000円台の日程となった。
セブパシフィックの1ペソやら8ペソのセールは安い。
隣りのゲートのマカオに行きたい気持ちはあるが、ASEAN加盟国を制覇するにはブルネイに行かなければならない。
ラオスにいったい何があるというんですか?という紀行文を書いたのは村上春樹だが、ブルネイにいったい何があるというんですか?と問いたい。
去年、東南アジア周遊の過程で、ラオスの3都市も訪問したが、かなり楽しかった。
もちろん、キャッチーなタイトルの村上春樹の本も読んだが、別にラオスが退屈だとは書かれていなかったと思う。村上春樹がルアンパバーンで托鉢を見たことだけしか記憶にないが。
さて、ブルネイ行きのフライトは20時半出発で、到着時間は23時頃だ。ジャカルタ行きも同じようなスケジュールだが、ジャカルタは深夜のタクシー移動も安宿もコスパが良いので、そこは気にしなくても良い。
ブルネイは、ASEANではシンガポールと並んで物価が高い(シンガポールドルとブルネイドルは等価で、ブルネイでシンガポールドルをそのまま利用できる。つまり香港ドルとマカオパタカのような関係。)国だ。
空港から市内までタクシーで20SGD程かかるらしい。しかも、深夜到着。朝7時過ぎになるとバスが動くという噂もある。
ユーチューバー御用達の安宿(ドミトリー)を予約したが、20SGDだ。ドミトリーで20SGDで、空港市内の移動に20SGDというのは馬鹿げている。ドミトリーをキャンセルした。
そこで、2泊の旅程だが、1泊をブルネイ空港泊にして、空港往復送迎つきの1泊40SGDの個室ホテルに宿泊することにした。タクシーで空港→市内片道20SGD×往復=40SGDと考えるとホテルは無料みたいなものだ。
ブルネイのような物価が高いのに公共交通機関が整備されていない国は厄介で、貧乏旅行者には大変優しくない。
そんなことを思いながら、ブルネイ空港到着。地方空港のような小規模空港で、何もない。
ブルネイ空港泊
空港職員がトイレに頻繁に歩くが、寝転がっても怒られない。とりあえず、到着便がなくなるまでの間、ここで仮眠を取る。

夜が明け、コーヒーを。
空港送迎つき安宿

朝7時〜21時の間は空港送迎無料、その他の時間は片道20SGD。
7時に無料シャトルサービスを予約していた。

バンに私1人のみ。

ジョリビーホテル(ジュビリー)。

全く問題ない、ビジネスホテルクオリティ。

田舎という感じだが、市内中心部まで徒歩5分だ。
Wi-Fi、ドライヤー、ケトルあり。
7つ星ホテルに宿泊する人以外のコスパ旅人には、大変お勧めできる宿泊プランを今回は紹介した。
ブルネイ空港はエアコンが本当に効いているのだけ、要注意だ。
私は半袖の上に、ユニクロのエアリズムパーカー。
これだけでは足りなくて、ノースフェイスのゴアテックスマウンテンパーカーまで着込んだ。