ベトナム渡航前に心配していたことがある。

ベトナム料理と言えばフォーと生春巻きの印象が強い。
フィリピンでそれらを食べると、いつもお腹の調子がよくないので、東南アジアの生野菜は危険疑惑がある。

ベトナムではフォーは水道水で茹でているというネット情報を見ていたので、「水道水と大量の味の素と生野菜のコンボにフルーツシェイクや氷で、確実にお腹を壊すな」と覚悟して現地入りした。

結局、ホーチミン3泊とニャチャン4泊の合計7泊で、エアコン付きレストランは3回のみ?で、あとは屋台に毛が生えた程度のローカル店のプラスチック椅子に座って、いつからそこにあるのかわからない生野菜を気にせずあるだけ食べ続けたが、お腹を下すことなく健康なまま帰国できた。

時には、フォーの付け合わせの野菜が水道水で洗ったのか濡れた状態で盛ってある。
それでも大丈夫だった。

フィリピンだと、マカティの和食屋の蕎麦で2回当たった(湯切り後の麺を冷やす水か、茹でる際の水か?刺し身を切った包丁の使いまわしが原因かも)り、安いスムージーは結構当たるし、生野菜でもやられている。
家で水道水で米をといだりパスタや素麺を茹でると、湯切りしても不調に陥る笑い泣き


とにかく、「ベトナム料理の付け合わせの葉っぱを一人で完食してもお腹の調子は全く問題がない」というのは、普段から外食時の食物繊維量を気にしているプチ健康オタクとしては非常にポイントが高かった。

もちろん大量の味の素をぶち込んだフォーなどのスープ料理、甘いつけダレの砂糖、揚げ春巻きの油、どんな肉か分からない豚のミンチ肉など、気にすればタイ料理と同じような問題はあるわけだが、1週間程度の旅行でたまに訪れる程度だと大丈夫だろう。

化学調味料の味の素が毒説も、ベトナム人とタイ人が皆さん元気にやっているので、万が一毒要素があるにしても、きっと健康への影響は高脂質食の大食いよりかは遥かにマシだ。

実際、街にいるベトナム人はフィリピン人と比べると明らかに痩せている人が多い。
まぁ、No MSGと書いてあるフォー屋があればそっちを選ぶけど。

付け合わせの葉っぱにはデトックス効果のある香草も多く、パクチー、ドクダミ、ファランコリアンダー、ミントなどをちぎってフォーに入れて食べれば毒を排出し、プラスマイナスゼロに違いない😆🍚🇻🇳

ただ、今年のニュースだとチキンライスとバインミーで集団食中毒が発生しているようなので、生の葉っぱではなく、作りおきの肉の腐敗に気をつけた方が良さそうだ。

チキンライス食中毒ニャチャン


バインミー500人食中毒


ということで、ベトナムの食事の安全性について述べたところで、ニャチャン名物3つ目はBun Ca。




屋台に屋根がついたような店構えだ。

椅子はプラスチックではなく、木。

ブンカは、魚出汁に米麺。


フォーは肉肉しいので、私はブンカの方が好きだ。
ただし、魚出汁の米麺だと、シンガポールのフィッシュスープが好きで、、、
それには劣るが、4万ドン=240円なので、最高だ。

240円と考えるとお店をハシゴしたくなる。

2軒目は2万ドン=120円と看板に書いてあるバインミー屋。


非常に清潔な店内、普通のパン以外に炭パンもある。


炭パンで、具材はマッシュルームを選択。


奥には製パン機もあり、こだわりを感じられる。

オーナーが話しかけてきた。
どうやらオーナーはマリーナベイサンズのRISEやSKYで働いていたシェフのようで、シンガポールのベトナム料理アンバサダーだったらしい。
その後はベトナムのマリオットでエグゼクティブシェフをして、3年前にシーフードレストランで独立し、バインミー屋を最近開業したとのこと。

どうりで、、、美味しいと納得した。
ホーチミンの有名バインミーよりも、リゾート地ニャチャンの裏路地にあるバインミー屋の方が美味しいなんて信じられないが、実際ベトナム7泊でこちらのバインミーが一番美味しかった。

食後はてくてくと歩くと、果物屋にロシアンマッチョ達が集まっている。


パッションフルーツスムージー2万ドン=120円。

ホテル前の通りにも果物屋がいくつかあるが、値段が倍くらいするかもしれない。
少し離れると値段が下がる。


ポメロとマンゴスチンを購入。


東向きなので朝日。
しかし、6時起床で出遅れ。
日が昇っていた。


フルーツとダークチョコに、甘いコーヒー。
そして、前日と比較しようと再びブンカ(魚出汁米麺)の別のお店を朝食で。






お、こっちの方が魚が美味しい。
と言っても写真からは何も伝わらない笑い泣き

迷子になり、市場に。




この葉っぱの山。