こんにちは。絶賛花粉症の筆者です。

目も痒いし鼻水は流れるし、とにかくくしゃみが止まらない(  >д<).;':ハクション

 

。。。(´・ω・`)

 

さて、今回は以前からずっとずーっと欲しかったゴーグル、【swans ridgeline】ついに購入しました!!!

 

■呼吸するゴーグル

スノーボードやるならDiceでしょみたいな気持ちもありますが、いろいろな事情で敢えてのswansです。笑

 

Swansならridgeline、Diceならbank。名前とデザインが違うだけで、どちらも山本光学が作っており、機能は同じものです。

 

こちらのゴーグルは敢えて紹介するまでもありませんが、ゴーグルのレンズがパカッと浮いて換気できる「A-blowシステム」というものが搭載されています。

 

【呼吸するゴーグル】

 

 

やっぱりゴンドラやフード付きリフトに乗ると、ゴーグル曇りますよね。筆者も晴天の妙高で滑っていた時に何度も悩まされていたので、以前からかなり気にはなっていました。でもなかなか気軽に買えるお値段でもなく。。。手を出せずにいました(´・ω・`)

 

 

■ゴーグル難民。

筆者はもともとDiceから出ていた「jorker」というゴーグルを使用していました。

視野も広く、レンズも本当に見やすくて気に入っていたのですが、数年前、レンズに傷?汚れ?のようなものが付いてしまい、視界に入ってしまうので使えなくなってしまいました。

 

 

ネットでレンズだけ購入するも、買ったのがナイター用レンズだったようで、可視光率71%。。。もっとよく調べて買えばよかったのですが、もうjokerのレンズ自体があまり出回っておらず選択肢がこれしかなかったのです。。。

 

そうこうしているうちにスポンジも経年劣化でぼろぼろになってきて、ゴーグル自体を変えないとだめだな、と。かなり悩んだのですが、泣く泣く手放しました。

 

ちなみにレンズが健在であれば、山本光学でスポンジ貼替も可能です。またはDIYという手も。

 

【山本光学リンク】

 

 

 

ちょっと話がそれました。

そんなことがあってswansのゴーグルを買ったのですが、今度は可視光率18%のものでして。今シーズンのはじめ悪天候にあたることが多く、そういう時に全然見えない、と。

 

せっかくスキー場に来ても視界が悪く思い切って滑れないのではもったいない。

やっぱり、しっかりレンズを選んで、新しいゴーグルを買おう、と思い至りました。

 

■レンズの種類を選ぶ

いまや「ゴーグル」と一口に言っても種類がたくさん。最初はカタログを見ても各モデルの違いがわからず、何をどう選ぼうか?かなり時間をかけて考えました。

 

 

◎調光×ULTRAレンズ

筆者の「ゴーグル買おう」のきっかけになったのが「悪天候で見ずらい!」というところだったので、視界の確保は大事な要素でした。といいつつ、悪天候時にピントを合わせてレンズを選ぶと晴天時に困ることは明白ですし、調光レンズの中から選ぶことに。

 

調光にも数種類あるのですが、先代のjokerで使っていたレンズがかなり見やすかったのでそれを基準に考えていきます。

 

 

 

こちらのレンズはブルーミラー/偏光グレー/可視光率27%でした。推奨では晴天から曇天となっていますが、降雪時も特に不都合はなかったかなーと。
 

また、他で使っているサングラスで、ブルー系レンズが目になじんで見えやすいというのもあり、「パープルベース/可視光率17-35%」のモデルを選びました。

 

先代で使用していたMITレンズも気に入っていたので今回も選びたかったのですが、可視光率との兼ね合いや、雪面凸凹を捉えやすいことの方が大事だなと思い至り、ULTRAレンズのモデルにしています。

 

 

最終的に選んだのはこちら↓。バンドもシンプルなデザインで気に入っています( ˇωˇ )

■スポンジの違い
今シーズンのはじめ、まだridgelineを使っていなかった頃、
自分のポジションのせいなのか、もしかしたらゴーグルが浅かったのか、
ヒールサイドに入る際、ゴーグルの鼻のスポンジが視界に入って進行方向が見えない、ということがありました。(当時のゴーグルを継続して使用していたら自然と解消されたので、いまでも原因はわからないです。。)
 
その頃からridgelineは興味があったので、
実物を展示しているお店に出向いて、手持ちのゴーグルとスポンジを見比べてみました。
 
まあ、値段が全然違うので当然といえば当然なのですが、スポンジの質・形状が結構違うんです。
 
特に驚いたのが鼻の角度でした。手持ちのゴーグルは角度が急ですが、ridgelineは緩やかなカーブになっています。
 
 
 
 
カーブが緩いほうが視界への干渉も防げるでしょうし、フレームの容積を稼ぐ目的もあるかもしれません。同じメーカーでもこういった細かい部分で違ってくるんだなぁ、と勉強になりました。
 

 

■いざ実装。A-blowシステムやいかに。

そもそもですが、ゴーグルの性能が高くて、まず曇らないです。笑

夏油でピーカンの日にゴンドラで回しても曇らない。(夏油に間に合わせるために買ったのですが。笑)

 

 

でも、何度か使用していくうちに、ごくたまーに端っこが少し曇ったときもありました。でもリフトに乗ってパカっとやるだけで、リフトを降りるときにはもう解消しています。

 

実際、A-blowシステムは保険のようなもので、「そもそも曇らないけど、曇ってもすぐ解消できるから安心」なゴーグルなのかな、と。やっぱりこの機能があるから、気持ちの面ではかなり安心です。

 

たとえば室内に入ったときにゴーグルをおでこにあげたいですよね。通常のゴーグルだと曇りやすくなるのであまり推奨されないですが、このゴーグルであればパカっとやってからおでこにあげれば曇る心配もなく、安心です。

 

■レバーの操作性

レンズをポップアップするレバーについてはいろいろなレビューがありますが、個人的にはグローブをはめたままでも操作できています。

 

ただ、慣れるまでは何度かアウターをはずしてインナーグローブで操作したこともありました。また、使用しているグローブはHESTRAのwakayamaというモデルで柔らかい革を使っていることもあるかもしれません。

 

まあ、いずれにせよインナーグローブであればまず問題なく操作できると思いますので、素手でないと操作できないような不安はないかな、と。

 

■耐久性

やっぱりレンズがポップアップできる仕様なので、耐久性はどうなのかなーと思っていたところはありました。こちらを装着しているときに、かなり派手な転倒。。。シーズン中で1、2位を争うような転倒がありましたが、致命的な問題は今のところ無いです。

 

いちど硬いバーンで頭部を思いっきり打って脳震盪っぽくなったことがあったのですが、その時はレンズが片方浮いていました。苦笑

(ガッツリ頭打ったので、さすがにヒヤッとしました。。。ヘルメット大事です。)

 

あとはニセコで地形の落差に気づかず、1~1.5mほど落ちたのですが、その時はどこから入ったのかゴーグルの中が雪まみれになりました。苦笑

 

たぶんこれはどのゴーグルでもそうなっただろうと思います。むしろ壊れなかっただけ良かった。。ゴーグルもやはりプロテクターの1つなんだと思った次第です(´・ω・`)

 

ツリーランも入っているのですが、枝にはかなり気をつけていることもあってか、まだレンズにはひとつも傷が付いていないです。ミラーの剥がれも無し。

 

■ヘルメットとの相性 (完全に余談。)

できればゴーグルとヘルメットは同じメーカーで揃えたいところです。

どちらもswansで揃えている方を見ると、ヘルメットとゴーグルが気持ちいいほどピタッと合ってるんですよね。。

 

 

。。。ですが、筆者はsandboxのヘルメットを使用しており、いつもヘルメットとゴーグルの隙間が気になっていました。

 

筆者はスマートなシルエットにしたくて、ゴーグルのバンドはヘルメットの中にしまっていたのですが、

今シーズンはビーニーを変えたこともあって、バンドをメットの中にすると頭がきつい。。

 

というのも、バンドのアジャスター(赤丸部分)がヘルメットに干渉してしまい、それでちゃんとかぶれていなかったんです。
 

 
バンドを中に入れているより、外に出している方が、ヘルメットのつばとゴーグルが合っているのがわかります。
 

正直、スタイルを崩したくなくてバンドを外に出すまでに結構悩んだのですが、

結果、かぶり心地も「こんなに快適なんだ!?」と驚くほどでした。笑

 

ちょっとした細かいことですが、「やってみる」って大事だな、と。

 

ちなみにヘルメットに付属していたゴーグルクリップは捨ててしまったので、新しいものを買うか自作するか検討しています。

クリップをしなくても、バンドに滑り止め加工がなされており、今のところゴーグルがずれることは無いので、この辺はシーズンオフの間の宿題ということで。

 

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それにしても本当に今年の花粉は強いですね。。。(  >д<).;':ハックション!

 

街はすっかり暖かくなり、時に暑い日も。冬が終わるのも寂しいなあ。早いもので来シーズンの計画も考え始めたりしていますが、3月いっぱいはまだがんばります!