東京の冬はもう終わってしまったんでしょうか。。。暖かくて風の強い日が続き、通勤列車の中は風邪引いた感じの咳をする人から、花粉症のくしゃみをする人へと雰囲気が変わってきました。。。筆者もひどい花粉症でして、とにかくめちゃくちゃ目がかゆいです(;ω;)
 
でも、山に行けばまだシーズン終わってないですよね!(花粉からも逃げられる!笑)
 

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さて、最近取り組んでいる内旋や外旋と、ローテーション。。これをなんで使うのかとどれくらい使うのかについて考えてみました。内旋と外旋ってのは膝の動き。膝を内側にまわすのが内旋で、外側にまわすのが外旋ということです。今回は特にトゥサイド入口で使う前膝の内旋について考えてみます。
 
実は筆者、内旋させる意味がわかんなかったんですね。これをやるとトゥサイドがうまくいくのはわかるし、うまい人たちを見ていると膝は内側に曲がっている。ずっと悩んでいたトゥサイドが、すっときれたのも内旋をやってみたのがきっかけでした。
 
ただ、結果的に必要なのはわかるけど、なんで内股にするんだろう?とずっと引っかかっていました。そして今朝通勤中に(笑)突然、超絶単純なことに気づいたので、忘れないうちに書いておきます。
 
●勘違い
筆者の今シーズンの最初のテーマは「目線」でした。フォールラインではなく、板の進行方向に目線を向ける。それと付随して、骨盤は目線と垂直にしなきゃいけない、と思っていました。
 
図は、青が進行方向だとすると、骨盤の向きは紫のようになる、ということです。
まあ、間違いじゃないんですが、これが行き過ぎると勘違いの原因になりますね(・ω・`)
 
「腰の向きは進行方向に対して垂直じゃなきゃいけない」と思っていたので、膝を内側に曲げると、腰も内側に向いてしまうな、と。これがだめだと思っていたんですね(・ω・`)
 
●なんでだめなの?
膝を内側に曲げると。。。足元が固定されているので、膝を曲げれば膝の位置が動きます。下の①の赤丸が膝だとすると、ねじることで右から左にずれます。
 
 
腰は膝の上にあるものなので、膝が動けば腰も動きます。膝が右側に動いたので、腰の向きも右側に向きます。(逆に言うと、腰を動かせばそれに合わせて膝の向きも変わります。)
 
これって進行方向に対して垂直じゃないじゃん、ってずっと思っていたんですが、よく考えればトゥサイドって右に曲がっていくものなので、これでいいんですね。笑 ということにふと気が付きました、ってだけです。(・ω・`)笑
 
これだけの話なんですが、ここがクリアーになったので、やっと腑に落ちました(・ω・`)笑
 
●やりすぎ注意
ただ、結局はその時その時の進行方向からずれることにはなります。膝の内旋・外旋、ローテーション。。どれも骨盤の向きを意識的に変えるものなので、やりすぎると進行方向からはずれ過ぎることになってしまうんですね。板が進んでいる方向と、自分がかけている力の方向が一致しないと板がずれてしまいます。ハウツーとか、ライダーさんのよく言う「ねじりすぎ」はこういうことなんだな、とわかりました。
 
わたしはネットでハウツーばかり漁っていたので「ねじりすぎ注意」が先に頭に入ってしまい、ローテーションをできるだけしないようにしてしまいました。その結果、進行方向に腰が正面を向いていない状態になっていた、ということです。必要だったのに足りなくなっちゃっていたんですね(・ω・`)本末転倒(・ω・`)
 
やりすぎはだめだけど、適度に取り入れるってのが大事らしいです。がんばります(^ω^)