連続投稿でござる。笑
今年のGWは「ろくもん」に乗車したが、乗車記録をここに上げていなかったので、いまさらながら。笑

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普段は新幹線で通り過ぎてしまう軽井沢ー長野間。新幹線だとトンネルばかりで、まともに車窓を見るということもない。改めてゆっくり眺めてみるのもいいな、と思っての選択だ。
ろくもんには往復乗車したが、1号では食事付きプランのため、車窓を記録できなかった。ということで、ここでは2号(長野⇒軽井沢)の車窓を記すことにする。


長野駅を出て、川中島の手前で川を渡る。そのすぐあと、進行方向右手には、山々が連なる奥に、一瞬ちらりとアルプスが顔をのぞかせる。真っ白。美しい。その後また今井、篠ノ井を過ぎてからしばらく尖った山頂が見える。距離はあるのに近くの山の上から顔をのぞかせるなんて、やはり高いんだなあ。

屋代を出てからしばらく「長野」な車窓が続く。(それを言ってしまうと全部そうなのだけど。)右手には目の前に山が立ちはだかり、ところどころ岩肌が見え、迫力がある。左手にも山が連なるが、山の前にはなだらかな平野が広がり、人々の生活が見える。

さて、屋代を出るとこの路線唯一のトンネルをくぐり、車内の雰囲気がふんわりと変わる。木々のぬくもり、優しさを感じられるよう、敢えて徐行している。トンネルすらも楽しませる、というのは粋な計らいだと思う。


トンネルを抜けると右手には千曲川。ただし列車からは見えない。はるか後方には、やはりアルプス山脈。なんだか見守ってくれているようで、その雄大さを感じる。

西上田を過ぎると右手では一時山が遠くなるが、それもそれで水墨画のように霞んで見え、趣がある。そして左手には上田城。過ぎればすぐに上田駅だ。駅では件の音楽が流れている。ホームだけでなく、駅全体でループ再生。おそらく停車中だけなのだろうけど。。(だって、終日流していたら流石に駅員さん飽きちゃうでしょう。)

しばらく同じ景色が続くが、小諸駅手前では眼下に山と田畑を見下ろし、それもまた物語に出てきそうな景色だ。小諸駅で少々停車。駅中を少し探索して、また乗り込む。小諸を出れば、左手には浅間山だ。ところどころに雪がある。軽井沢までずっと隣にいるので、ゆっくり眺めていられる。ゆるりとしたあの形が私は好きだ。ゴールデンウィーク、こちらではちょうど花が見ごろなのか、野には桜や色とりどりのきれいな花が咲いているのを楽しめる。(花の名前には詳しくない。。。。)

ろくもん、食事がつかないプランだと、木のプールがある車両に乗ることになる。まあ、どのリゾート列車も同じようなことが言えるのだろうけれど、、、遊び場がある、ということはそこで遊ぶ子どもがいる、というわけであって、、、子どもが好きな人であれば、そういう部分も楽しめるのではないか、という結論だけ、ここには書いておこう。

乗車時間もそれほど長くないし、気軽に乗れる列車だな、と思う。食事も非常に良かった。ふらっとどこかにでかけたいなあという時に、おすすめだ。