前回のアルツ磐梯ですが、、どうしてもトゥサイドの姿勢がうまくいかないですね。お尻が体軸上から外れてしまっているような。そこで、家に帰ってから、鏡を前にいろいろと考えてみたのでまとめておきます。

 

≪図1

お尻が出てしまう、というのは左のような状態です。内倒しているんですかね。ターン内側へ(赤の矢印方向)体を倒そうとするあまり、上半身だけを倒してしまっていて、下半身が曲がっていません。

 

以前、クロールの記事にも書いたように、ターン中の体はターンの内側になければならないわけで。それで「肩」を意識したはずなんですが、それだけだと上半身しか向かないんですよね。てことで、「体ごと」内側に持っていくためには、「膝からひねる」のが必要なのかな、と思いました。

≪図2≫

 

図2のように、前足をピンクの矢印方向へ曲げる。すると下半身含めた体全体の向きがターン内側へ入っていきます。

 

けれども、これだけでは問題の「お尻」が体軸上に必ずしも乗るわけではないので、解決にはならないんですね。うーん、尻をひっこめるには、どうしたらいいのだろう。

 

 

 

≪図3

要するに、お尻が出ているというのは膝の位置が悪いのかな、とちょっと切り口を変えて考えてみます。下の図3のように膝を雪面のほうへ曲げてみる。すると、自動的にお尻がターン内側へ入ってくる。

 

 

うーん、この姿勢か。。。やってみると意外と辛い。。。。それに、ブーツで足首が固定されている中、ここまで曲げられるのかちょっと微妙。。。。。

そのうちに、もっとシンプルなことを思いついちゃいました。図4が示しているのは、尻をかかと上に落とす意識で姿勢を低くする、ということです。

図4

 

これなら尻はターン外側に出ないし、重心をまっすぐ下におろせるので、力が外に逃げず、板に伝わる。。!はず。。!いろいろ回り道をしてけれど、この意識をもって次は臨んでみようと思います。

 

 

ということで、おうちで基本姿勢を何度か練習しています。ヒールの山回りが終わり、切返す。まずは肩と膝をターンの内側へ。そして徐々に姿勢を下げる。その時にただ低くするのではなく、「尻をかかと上に落とすように」さげていく。これでおそらくトゥサイド、また新しい段階に入れるような気がしてきたぞ!さーあ、次のゲレンデが楽しみ(((o(*゚▽゚*)o)))

 

※図がへたくそでごめんなさい。