「トータルパワー=自律神経の総合力」とは?

 

 
今日のピラティスレッスンは、「Beginner Flow(初心者向けクラス)」。
 
インストラクターのKyokaさんから、今の時代にぴったりの興味深いお話を聞くことができました。
 
最近スタジオでは、「トータルパワー=自律神経の総合力」、そして自律神経の「波動の振り幅」をテーマに掲げています。
 
 
 
 

 

トータルパワーとは?

 

 
自律神経とは、私たちの意思とは関係なく、血流のコントロールや心拍・呼吸・消化吸収など、体の基本的な機能を自動で調整してくれる神経系です。
 
交感神経:活動的・集中力を高める
 
副交感神経:リラックス・回復を促す
 
 
この2つの神経が時間帯に応じてしっかり切り替わり、メリハリのあるリズムを持てている状態こそが、「トータルパワーが高い」と言えます。
 
朝はスッキリ目覚め、夜は自然にぐっすり眠れる。
 
そんな元気な身体は、自律神経の振り幅が大きく、しなやかに働いている証拠なのです。
 
 
 
 

 

トータルパワーを上げるカギは「背骨の動き」

 

 
では、どうすれば自律神経の総合力(トータルパワー)を高められるのでしょうか?
 
ポイントは、「胸郭」と連動する背骨の柔軟な動きにあります。
 
胸郭まわりを柔らかく保つと、呼吸が深くなる
 
背骨まわりの筋肉や神経にも良い刺激が伝わる
 
結果、交感神経と副交感神経の切り替えがスムーズになり、波動の振り幅が大きくなる
 
 
つまり、単なるダイエットや筋トレではなく、「身体を最適化してトータルパワーを高める」ことを目的にすることが大切なのです。
 
 
 
 

 

現代人に必要な"動く瞑想"

 

 
情報過多の現代社会では、自律神経が乱れやすく、脳がストレスにより暴走しがちです。
冷静な判断力を取り戻すには、まず自律神経を整えることが重要。
 
そんな中で注目されているのが、「瞑想」。
さらに、「動く瞑想」と呼ばれるピラティスは、今ここに集中し、自律神経のバランスを整えるのにぴったりのアプローチです。
 
これからの時代に合った、新しい形の瞑想──それがピラティスなのだと感じました。
 
 
 
 

 

おわりに

 

 
今日のレッスンを通じて、背骨を動かす大切さ、トータルパワーを高める意義を改めて実感しました。
 
心も体も元気に過ごすために、これからも「動く瞑想=ピラティス」を続けていきたいと思います。
 
 
 
 
 
愛と感謝を込めて
ご機嫌良い1日をお過ごしくださいませ。
 
 幸せというのは常にあるものではなくて自分で見つけるもの赤薔薇キラキラ
        樹木希林