あれからもう４年も経つのですね。２０２０年４月１６日から５月１４日まで、愛知県は緊急事態宣言でお店もデパートも全て閉鎖していましたよね。ＧＷも挟んで６週間でしたかしら～。ゆきは土曜日だけは基地が心配でしたから、一両の車両に対して数人しか乗っていない地下鉄に乗って、見渡す限り人っ子ひとりもいない名古屋駅のコンコースを通って、ゆきの女装基地までは行っていました。女の子に変身してからは、唯一開いていた喫茶店のマーシーさんへ行って、１時間ぐらいママや常連さんとお話して、その後は、ドラックストアー以外は全てシャーターで閉じられている地下街をウロウロして、２～３時間の女の子お出かけをした後は行くところも無いから、引き上げて、夕方にお着替えして帰りました。
さすがのゆきも土曜日だけの女の子で、日曜日は行く気にもならず、６週間に渡って土曜日のみで日曜は女装子をお休みしたかしら～。名古屋駅に誰もいないって、人類が全て消え去ったＳＦの様な今じゃ考えられない不思議な体験もできたのですけれどね。お写真を撮っておけば良かったでしょうけど、でももう、あんなのは二度と嫌です。
その後、２年間も続き、緊急事態やまん延防止やら、愛知は計７回も発令されて、お酒を伴う飲食店の時短とか、高級ブランドのお店だけ閉鎖とか、地下の食品売り場は、入り口と出口が一箇所のみになるとか、もう訳がわからない状態になりましたよね。行動制限による感染抑制効果ってどれが有効で、どれが無意味だったのでしょうかね。検証もされないで終わってしまいましたよね。未だにモヤモヤしているのは、ゆきだけでしょうかね。
やっぱり、街には人が溢れている方が素敵ですし、女装子お出かけは街の人とコミュニケーションできるのが楽しいわ。時間が止まってしまった様に4年前の事を時々思いして、今の幸せを噛みしめなくっちゃですね。
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