京都市山科区・四ノ宮
畠山ゆき ピアノ・ジャズ教室
HATAKEYAMA LIGHT JAZZ STUDIO
4〜80才が基礎から楽しく学ぶ
現役ジャズピアニストが教える音楽教室
●音楽を続けていく為に必要な(必要でない)メンタルの状態
ダメなのは、頭でっかちと不足感が強すぎる事です。
具体的に言うと、
①実践してもいないのに悩むこと。
②取り組む時にフラットな状態でないことです。
この２つは頭が良い方、要領が良く飲み込みの良い方、経験者の方に多くて、
そしてズバリ、すぐ辞めちゃう人に共通しています。
自分でジャッジをしてあーだめだ、と思い、
自分ですぐに自分の首を絞める。
それで苦しくなってやめる。
完全に一人芝居なのですが
こういう方わりといらっしゃいます。
出来るだけそっちに持っていかないように
サポートするんですが、
もうどうにもならない人は
私はそれを見てるだけ…という図が出来ます。
私も何度か音楽を辞めそうになった事がありますが
あの時は自分で自分の首を絞めていたのだと
今になって思います。
当時は打鍵が強くて体が痛くなっていました。
弾き方が悪く、思い込みで頑張っていたけど
1人では打開出来ず、毎日辛かったです。
当時、選択肢として①辞める②最後に藤井貞泰先生の所に行ってみてから考える
②は当時よく一緒にやってたベーシストの方に
「行ってみたら？」と勧められたんですが
結果は、視野が広がった事、やるべき課題がはつきしたこと、フラットに自分を見られた事、
のおかげで、体も痛くなくなり、また、上達もし、
音楽が再び楽しくなったのでした。
藤井先生にはとても感謝しています✨
ところで、最初の、「不足感」ですが
不足感があるからこそ頑張れるし
目標を持ち、達成しようと努力していくことが
出来るのですが
何事も度を越すと、それは執着となり
他の事が見えず、不足感しかない恐ろしい世界に
突入してしまいます。
一言で言うと焦り、とも言えるかもですが
しんどい、できない、足りない、欲しい
という気持ちが根底にある状態を
少しでもフラットに戻して
音楽も自分も冷静になって
見つめる作業が出来ないと、
音楽のみならず他の事も
長くは続けられないかもしれませんね。。
あまりその時の状態を思わず
淡々とやるのが良いのです。
また、物事に向かう時は出来るだけ純粋に
これなんだろう？どうしてこうなるんだろう？
という自然な疑問、
楽しくて夢中で気がついたら時間が経っていた、
という練習の仕方が良いですね。
素直な子供のような気持ちで
誰も責めず、ただ音と一体になる。
今となっては、私もそんな時間が
増えて幸せな毎日です。
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ピアノ・ジャズ教室主宰／
ジャズピアニスト畠山ゆき