現在、母の介護で自宅と実家を行き来する毎日
看護学校に通う娘は、9月にシェアハウスへ入居
長男は、一足先に実家近くで一人暮らしをスタート
そして、私も一人暮らしとなりました。
生活費を最優先すると
一緒に暮らすのが賢明ですが、
彼らのこれからの人生を考えると
人生経験に代わる出費は決して無駄にならない、と思い
背中を押しました。
できることはサポートしていますが
最初の頃は「母さんのご飯が食べたい!」と
遠回しに「戻りたい」心境を何度も伝えてきます。
嬉しいような、
でも、ほどほどに…といった感じでした。
今晩は、その甘え上手の娘から、
看護の「実習のための演習」ということで
患者役になって欲しいとのリクエストがあり、
体温や血圧測定を測ってもらいました。
「患者の目線で気がついたことがあったら
なんでもよいから教えて」と、娘
「手が冷たかった、そのことだけが想定外」と答えた私
「それそれ、そう言うのが聞きたかった!!」と
とても喜んでいた娘
学校では、
体温計や血圧測定する際の機器が冷たいので
患者さんに声かけすることを教わった、と…
このような当たり前のことではなく、
患者さんが心で看護師に求めているものを
知りたかった、とのことでした。
学ぶことも多く、迷いながらの学校生活で
いつまた心が折れそうになるかもしれないと
娘の心を案じていた日々は、
いつの間にか覆されていたことに
気が付いた昨夜の出来事でした。
現在、シャアハウスでの生活で
玄米炊いたり、切り干し大根やひじきを煮て
健康に気配りする彼女
私の拘りをそのまま引き継ぎ
「料理の腕前、上がったでしょ?」と
得意げに話す彼女から、登校拒否で
悩み苦しんだ姿はどこかへ消えていました。
これからが楽しみです!