約4ヶ月のアメリカ生活を一旦終了させ
帰国した私は、再び始まる会社員の生活に
胸膨らませた
職場に挨拶した直後、生い立ちから再就職するまでの
質問攻めにあった
毎日そんなことが繰り返されたが、ある時から
私への接し方に変化が見えた
アメリカ帰りの私に、皆の興味は異質な経歴だと
認識したようで、少しずつ遠ざけられていた孤独感は
膨らむ一方となった
何が悪いんだろ?と考えても、職場の人たちの気持ちが
変わるわけでなし…
でも、このままではここで働きつづける退職までの間、
孤独との戦いは「無意味」かも?
そんな計算をするようになった私は、再就職して20年たった
頃だった
なんで、もっと早く馴染む努力をしなかったのだろう、と…
