こんにちは、ユキですニコニコ













先日

アナウサギの縄張りと考察
について

前編・後編の
2部構成で記事にしました。

おかげさまで
たくさんの方にご覧頂き感謝です。
写真もない記事でごめんね(笑)





実は

後編も文字数オーバーで
かなり削除しました。

学ばない飼い主。
繰り返される過ち(笑)




せっかくなので

今回は本編で掲載できなかった部分を
記事にしようと思いますひらめき電球










まず
簡単におさらい。



前編では

野生のアナウサギは
人間と同等の
スペースを必要とする!


後編では

カイウサギは
慢性的な運動不足なので
部屋んぽ時間は
長くとりましょう!





さてさて
番外編レッツゴー!
え?古い?











アナウサギの巣穴は
英語でWarrenと言います。
発音はワレンとかウォーレンって読むよ


アナウサギの巣穴は
日本語で検索しても
あまり写真がヒットしません。


興味のある方は
rabbit warren
で検索してみてください。

めちゃくちゃ写真が見られます。












そして皆さん

野生のアナウサギが

普段巣穴の中で
どう過ごしているのか

気になりませんか?









とある海外の団体が
たぶんTV番組かなー?

とても斬新すぎる方法で
撮影に成功してました!







専門家に協力を仰ぎ
アナウサギの実物大の巣穴レプリカを作成!

レプリカを地中に埋め込み、実際にアナウサギに使わせるという方法です。

しかも
巣穴の外には餌場を再現までする徹底ぶり。


下記のリンク先のページ下部にある蜂のバナーをクリックすると、YouTubeの動画が再生されます。

ウサギ以外の動物も同様の実験をしています。
1時間番組が合計3本あるので
適当に端折りながら見てください(笑)







この動画から
お分かりかと思いますが

巣穴は段差だらけです

EU実験動物保護司令に
なぜロフトの設置が義務とされているのか理解できると思います。



そして

巣穴の中でも
ウサギは動き回ります

人間が想像する以上に動き回ってます。

他のウサギを
踏んづけ、踏み越え
押し合いへし合い(笑)









巣穴の中は
広大で複雑な迷路です。


先程の動画の通り

巣穴の中では
頻繁に移動している
ことが分かります。

トイレもキチンと部屋を分けているそうです。
トイレをするにも移動が必要ということです。

巣穴の中のテリトリー内では
結構動き回るんです。







ちなみに

アナウサギは夕方から早朝の活動が
メインですが

夜間は、外敵から襲われない限りは
巣穴の外にいることが
ほとんどなんだそうです。



普段は巣穴近くの餌場にいますが

餌が不足したり
水場が遠い場合は

巣穴から
数百メートルも離れて
活動することがあるそうです。
水場を求めて巣穴から500〜600mも
離れることがあるらしいよ。
そしてまた巣穴に戻るんだってさ!



巣穴の中でも頻繁に移動して
巣穴の外でも活動する。

ウサギは意外と活動的
なんですね!!






だからこそ
部屋んぽはとても重要です。

人間がちゃんと時間を作って
部屋んぽの時間を確保
してあげなければいけない。

まかり間違っても
時間のあるときにすれば良い
という軽いものではないということです。

たまたま都合が悪くて短時間しかできない日があるっていうのは仕方ないと思うけどね











海外は
動物の尊厳を重要視した飼育
が当たり前です。

なるべく
本能に則した飼育
を心がけることを大切にし

動物らしさを
失わないように飼育する
のが当たり前です。


人間の生活に合わせるのではなく
ウサギの生活に合わせる努力をします。
合わせるにしたって限度はありますけどね(笑)



間違っても、日本のような

ロフトは不要!
小さいケージで
部屋んぽは短時間でOK!

という意見はありません。



特に欧米でそんなこと言ったら
愛護家の方々にフルボッコされます。

恐ろしいくらいに
盛大にボコボコに叩かれます。
とてつもない非難の嵐ですよ







日本の情報は更新されていませんね。

もしくは、知っていても
公言できない場合もあるでしょう。

だって今でも
60cmサイズのケージ販売してますから。
お得意の大人の都合ってヤツですね〜







日本は欧米に比べると

住宅が狭く
間取りも細かく
木造家屋が多い

という特殊なお国柄なので

全て同じように
マネできるわけではありません。





そのため

飼い主さんの裁量で
環境を整えてあげる必要があります。

スペースの都合で
60cmサイズのケージしか置けないなら
それも仕方ないと思います。

でも、その場合は
なるべく部屋んぽ時間は
長めにとってあげてくださいね。





そして

本来は広いケージが
望ましい
ということは忘れないでください。

やむなき理由により
小さいケージを使用するんだ
ということを忘れないでください。





何だかんだと理由をこじつけて

小さいケージを使う自分を
正当化しないでください!

動物愛護先進国である欧米では、小さいケージを正当化する国は皆無ですからね!














ちなみに

日本でも昨年、ウサギの飼育に関するガイドラインができたのはご存知ですか?






2019年6月に
日本動物福祉協会がまとめた

動物飼養管理ガイドライン




現行の動物愛護管理法
が適用される
ウサギ・犬・猫に対し
飼育法をより具体的に明記したものです。

生活の質を守り向上させる
ことを目的としています。

家庭動物・展示動物・産業動物・実験動物が対象です。
皆さんのウサギさんも対象ですよ!!





このガイドラインでは

・安心して身を隠して休める場所を用意する
ケージ飼育でも放し飼いでも、隠れる場所は必要!

・ケージは最低3飛びはできる広さ
後ろ足カウントで3飛びって結構デカイスペースだよ!

・ケージは足を延ばして横たわることができる幅/長さ
横になれない環境はウサギにとって相当なストレスだからね!



このガイドラインでは

ウサギの体長によって
適切なケージのサイズが
変わります。



日本でも
ようやく資料ができたんですね!!

喜ばしい限りです。













以上が
本編から削除した内容です。
いや、ホントはもっとあるんだけど
これ以上はくどいので
タイトル変えて別の機会に回します(笑)


主に考察の根拠となった部分ですね〜
え?こっちの方が大事だった?
ドンマイ!!(笑)















本日も最後までお読み頂きありがとうございました照れ