以前にも書いたが、主人が亡くなったすぐの頃、仕事も勤め出したばかりだったので、覚えることもいっぱいでそれに集中していたことで、平日の昼間は何とかやり過ごすことができた。
でも平日の夜と休日を家で過ごすことは、本当に辛かった。
家にいると、いつも主人が仕事をしていた場所、テレビを見て座っていた場所、どこを見ても主人がいない、でもここ(家)から出ることもできない自分がいる。
その現実を受け止めないといけないことが辛かった。
それをフェイス(ラブラドールレトリバー)は支えてくれた。
私のそばにいつもいてくれた。
フェイスと毎日散歩に出ることで、多少気は紛れたし、フェイスにはいつも主人への愚痴を聞いてもらっていた。
ある友人に「フェイスはママさん(私)のためにここに来たんだよ」と言われた時、最初は本当の意味が分かっていなかったような気がする。
でも今は、その意味がよくわかる。
きっとフェイスがいなかったら、主人を亡くした後、私は立ち直れなかったかもしれないと思うから。
フェイスがいたことで、フェイスのために生きようと思えるようになったから…
フェイス、ありがとうね。うちに来てくれて本当にありがとう。
人によって死別を受け入れるタイミングは違います。
でも話したいと思ったときに、話せる場がないといつまでも辛い気持ちを抱えたままになってしまいます。
死別を体験した他の人はどんな気持ちだろうかと知るだけでも、自分の気持ちに違いが出てくるかもしれません。
私自身は住んでいるところの近くで話のできる場が見つかりませんでした。
でも話のできる場を私が作れば、誰かが話す事ができるかもしれなる。
そんな気持ちでこの場を作りました。
※大切な人を亡くした経験をしている者が、お話をお聞きします。
※話す事が難しい方は、何も話さなくても大丈夫です。
まずはこの場に参加して、雰囲気だけでも体感していただければと思います。
大切な人を亡くし、辛い思いを抱えているあなたに届くことを祈って…
大切な人を亡くした方が、安全・安心に語り合える
分かち合いの会「こもれび」を行っています。
毎月第2木曜日 20:00~21:30
毎月第4日曜日 13:30~15:00
Zoomで行っています。
料金は無料です。
5月、6月は、以下の日程となります。
5月26日(日) 13:30~15:00
6月13日(木) 20:00~21:30
6月23日(日) 13:30~15:00
お申し込み・お問い合わせは、こちからどうぞ