小説家

吉本ばななさんの本

 

「小説家としての生き方 100箇条」

 

 

 


 

 

考え方や、生活リズム、覚悟…

 

吉本ばななさんが

「書き続ける」ための

100個の項目がつづられています。

 

 

 

 

 

 

056

 

そのためにも体を健康に保つようにする。無理はしない。

嫌なこともしない。

 

 

 

健康なときって、心が静か。

 

健康を失うと、人は変なことをやり始める。よくわからない健康法とか。頭でそういうのをやったほうがいいかなって思っちゃうときは、きっともうズレてるとき。

 

バランスを取ろうと思うときは、すでにバランスを失っている。

そういう自分をちゃんと見ること。

 

 

ギクッ!私、図星です…

 

 

私の場合、

バランスを失っているサインは

「健康になれるサプリメント」を

ネットで、わさわさと

探しはじめるとき。笑

なんとかオイルやら、ハーブやら…

 

 

問題の根本から目をそらし、

その場しのぎで

あっちへこっちへ。

 

 

そういうことをする自体、

「すでバランスを失っている」

と、気づくことが

大事だと思いました。

 

 

 

 

 

 

072

 

自分が大切にできないものを、人が読んでくれるわけがない。

子どものように思おう。

かわいくないと思えたら、

かわいくなるような工夫を最後までしよう。

 

 

この項目は、

ズキューンと胸に刺さった。

 

 

吉本ばななさんの作品に、

普遍的な「愛」を感じていましたが、

これこそが、

理由のひとつだとわかりました。

 

 

 

小説とブログでは、

ジャンルが違うけれど…

ブログにも

同じことが言えるなぁ。

 

 

 

 

 

 

087 

 

気のいいもの以外にはなるべく触れないようにする。

そうでないものは自然界にも人間界にもたくさんある。

わざわざ近づく必要はない。

汚れた見た目でも気のいいものはたくさんある。

美しくても汚染されたような気の悪いものもたくさんある。

 

 

「気がいい、気が悪い」って、

自分の感覚によるところが

大きいような気がします。

 

 

日ごろから、もっと

意識してみようっと。

 

 

 

印象的だった項目に付箋。

 

 

本の帯にある

自分の生き方だけを強く信じる。

 

 

私もそうありたいと

願っているからこそ、

心に響いたのだと思います。

 

 

自分を生きるための知恵が

ギュギュッと詰まった

一冊でした。