当ブログに来てくださったあなたへ、

お会いできて嬉しいです。

太字は過去記事へのリンクです、

よろしければお立ち寄りください。

自宅で24時間365日、健気に回っていた小さな換気扇。

このほどついに、17歳という天寿を全うしたのです。

どうしよう、早く取り換えなきゃ。

数年前に別の換気扇が壊れたとき、電気工事士の資格も経験もないわたしは、交換作業をしてくれる業者を慌てて探しました。

依頼したのは、近所のとある工務店。メールや電話での見積もりや作業日の打合せも不安なく、実際の工事も時間通りにてきぱきと。担当してくれたナニガシさんの印象が、すごく良かったんです。あそこにまた頼もう、そうしよう。

朝9時の営業開始を待って、とある工務店に電話をしました。

自宅の固定電話から、先方の番号の前に「186」を付けて。

（→先方の電話にこちらの番号が通知されます）

〝一度来てもらってるし、換気扇の在庫があれば、翌朝には交換終わるかも…〟

わたしはうっかり、そんな期待をしてしまいまして。

だけど、その先は思ってたのと違う展開になったのです。

電話がつながったけど、相手はなぜか無言。

「お電話ありがとうございます、とある工務店のナニガシです」

そんな第一声が来るとばかり思っていたのに…あれ？

「おはようございます、とある工務店さんですか？」

「あー、はいそうです」

受話器の向こうの中年男性が、やっと口を開いて。

「以前に換気扇の交換でお世話になった、わたしです」

「かくかくしかじか、改めてお願いしたいと思いまして」

「あー、これ転送電話で…換気扇の交換はもちろん出来ますけど、いまメモもなんも出来なくて」

「あとで確認してから折り返しますんで、すいません」

「以前担当した者は誰ですか？」

「ナニガシさんです」

「……」

あれ、反応がない…？

もしかしてナニガシさん、辞めちゃったの？

「電話番号を改めて申し上げた方がよいでしょうか？」

「（先方に通知されたこちらの番号）ですね、大丈夫です」

「すみませんが、よろしくお願いします」

そんなやりとりを終えて電話を切ってから。

30分も待てば折り返しがあると思っていたのに…あれ？

昼になり夜になり、一日待っても電話が来ない。

以前やりとりしたアドレスにメールしました。

前回の見積もりを添付し、同様の工事をお願いしますと。

小一時間も待てば返事があると思っていたのに…あれ？

全く音沙汰がない、一日待ってもメールが来ない。

数年来思いを寄せてた相手に、あっさり振られちゃった。

なんだか心底がっかり、切ない気分になったのでした。

ユッコこと岡田有希子さんは1984年の秋、ファーストコンサートを開く夢を17歳で叶えました。セブンティーンという響きが好きで、18歳になるのがちょっぴりイヤだったとも。

17歳、大人でもなく子供でもない年頃。彼女は遠い未来に思いを馳せることなく、日々懸命に走り抜いていたのでしょう。

photo by yukikostarlight

# 551 うっかり期待、思わぬがっかり。