台風一過のような
青空が広がってきました
ずっと家じゅうガタガタ
いってたので
ほっとします
悩みを誰にも話せず
ココロの中で色々絡まって
体調まで悪くなっている
という
部下の相談を
どう聞いてあげたらいいかと
最近知人から
相談を受けました
アメリカの
臨床心理学者であり
カウンセリングの土台を作った
カールロジャースの教えを
学んで臨床やってきた
かつての私ですが
私たち日本人って
圧倒的
聞きベタ
なのです
悩みを聞く立場になっても
いつのまにか
自分の話になっちゃう人が多い
とりあえず飲みに行こうとか
カラオケいこうとか言っちゃう
たまにはこーいうのも必要だけど
カールロジャースの
傾聴技術って
技術としては
うなずく(あいづち)
ミラーリング(しぐさを真似る)
バックトラッキング(オウム返し)
等々あるんですが
もちろんこれって
ただやれば良いわけじゃなく
相手のココロに
寄り添う事が
大前提
私達は
自分が経験してきた事しか
わからない
それが自分の言える事なので
アドバイスもつい自分の話をしちゃう
ただ
ヒトの数だけ悩みがあるので
ココロの中で起こっている事も
千差万別
だからこそ
悩んでいる人は
悩んでいることを
誰に話していいかわからない
誰にも
わかってもらえないかも
と思う事もある
だからこそ
聞いてあげる側は
聴くチカラ
を
つけなくちゃいけない
悩んでる人の
ココロが
一人ぼっちに
ならないように
そう思うんだな
悩んでいる人だって
悩んでいる事を説明するのに
ココロが絡まって
どう言葉にしていいか
わからない時だってある
だから
聞く側も
聴くチカラ
(技術)が必要
自分が経験してきた事しか
わからないなら
映画や
ジェットコースターのように
バーチャル体験なら
一緒にできるでしょ?
私がカウンセリングという
限られた時間の中で
やってきた事
傾聴技術をベースに
相談者と一緒に
ココロの中の
バーチャル体験を
する
悩んでいる一つ一つを
目の前のスクリーンに映し出すように
一緒に見ていくの
書き出すでもいい
この時
心がぎゅ~ってなったんだね
しんどいって感じたんだね・・・
その時に出てくる感情
涙も大事にしよう
整理できた時点で
映画を一本観終わったみたいに
スッキリする人もいる
そしていよいよ
前に進むために
地図を開いて
一緒に
作戦会議をしよう
対面だと
距離があるように感じるけど
肩を並べて
同じ方向を見てくれる
仲間がいると
勇気が出てくる
明日はこれを始めてみる?
1週間後にはどんな自分になってる?
一か月後には
こんな自分になってるかな
そしたら
一緒にいっぱい笑おうよ
この見えない
一本の綱が
どれだけ安心するか
どれだけ勇気をくれるか
一人ぼっちで悩んでいた人は
そう思えるはずです
聴くチカラは
学校教育においても
会社企業においても
友人でも夫婦でも
本当はとても必要で
とても大事な事で
ぶっちゃけ