『エコール』
女性監督(脚本)による作品で、作中にもほとんど男性は出てこない『エコール』は、おしゃれミニシアタームービーとして宣伝され、興行はもちろんのこと特にDVDセールスにおいて06~07年に大成功を収めている。07年後半~08年にかけて「小さな悪の華」「ミネハハ」「プリティ・ベビー」などが相次いでリリースされるのもこのエコールがつくった土壌に無関係ではないだろう、たいへん喜ばしいことである。
しかし、表向きの美麗な宣伝文句とは裏腹に、監督ルシール・アザリロヴィックの実質はあくまで変態性・幼児性愛であることは、彼女がギャスパー・ノエの公私におけるパートナーであることからも明らかである。
物語自体はカスのようなものだが、この宣伝用写真一発で商品としては完璧であるといえるだろう。
小さな悪の華
公開当時、あまりに邪悪で淫靡な内容のために本国フランスほか各国で上映禁止とされ、日米のみで公開されたという伝説の映画が遂にソフト化!
しかもソフト化記念上映までやってるとか(都内限定)
このご時勢にありがたいことです。
元ネタはピーター・ジャクソンの「乙女の祈り」でもモチーフとなった実際の事件。
アン・ペリーのアノ事件ですね。
15才の美少女ふたりによる背徳的な所業の数々がが幻想的に描かれるカルト作です。
やりたい放題に無邪気でエロい所業をかさねた挙句のラストは、けっこう衝撃的です。
黒髪のキツい感じの美少女のアンヌと
金髪の、ちょっとイジメ甲斐がある感じのロール役の少女二人のキャスティングも的を射てます。
「エコール」などが気に入った方にはオススメできると思います。


