以前アーユルヴェーダを学ばれている生徒さんの中に20代前半のエステティシャンの方がいました。

その生徒さんを見ていて、一回り年齢が違うと今の世の中ではここまでジェネレーションギャップがあるものかと愕然としたことがありました^^;;;;

年齢どうこうではなく、彼女自体がアメージングな可能性もありますが・・・

なんと美容に関する仕事に携わっているにも関わららず、

・1日タバコ3箱
・週7日アルコール
・1日アイス4個
・食事はすべてコンビニ、外食
・睡眠時間3-4時間


いかがですか。



これを聞いた途端、私はこの生活1日で死んでしまうかも・・・と思いましたかお

で、本人としては自分は健康には至って問題ないと思っているのですが(それもビックリ)

よくよく聞いてみると疲れやすく、時々息苦しくなることがあり、10分の距離も歩けないというのです・・・

そしてそれについては”親と同じ難病があるからしょうがない”のだといいます。

私としても悪い方に凄すぎて何から改善すれば・・・と思いましたがとりあえず、

・タバコを減らす せめて1箱とか
・アルコールを減らす
・アイスは1日1個にする

などを提案してみました。

すると彼女が言ったのがタイトルにあげた衝撃の内容です。

”私時々息苦しくなってしまって、息ができないとき、アイスを食べて、タバコをすって初めて息ができるんです!!”


・・・

な、あほな、、、とは思いますよ、しかし真剣な顔でそう信じ切っていそうな凄みでいわれたので頭を抱えてしまいました。

ただ、彼女のいいところとしてはアーユルヴェーダを学びたい!という気持ちが強く、授業も真剣に参加し、人間の体の生理機能について理解が深まっていくにしたがってなんとかしてみようという気持ちが働いたようです。

私が怖かったからとも言っていましたが(苦笑)

結果2か月後には、

・タバコ ゼロ0
・アイス ゼロ0
になり、世の中の空気が美味しいことに気が付きました。

そして難病だから仕方ないと納得していた疲れやすさも、全然感じなくなりました。

今では朝起きてヨガと瞑想をし、ジャンキーなものは口にしたくなくなったそうです。

若いから吸収力や変化率が半端有りません。

人って短期間でこんなにもかわれるんだなぁと尊敬します。

私は東洋医学と西洋医学の両方から、女性の健康にかかわっていますが、

一番気になるのが自分の体と向き合わず、専門家の声を聞きたがらず

短絡的に一つの症状だけをとりあげて、ネットで自分の最も心地いい情報を選択し、自己完結してしまうケースが増えていることです。

体を構成しているすべての成分はこの宇宙に存在しており、60兆を超える細胞を秩序の元に動かしているのは宇宙の知性が体の生理機能の基盤になっているからです。

暴走する心とネットだけを見ていたのでは、自分の中と外に働いている宇宙の知性を見落としてしまいます。

どうか暴走する心で体の知性をねじ伏せてしまいませんように。